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ハンブルクとのアウェイ戦は1-0

優勢のバイエルンに、キミッヒが決勝弾をもたらす

 苦しい試合だった。FCバイエルンはハンブルガーSVとのアウェイ戦で、試合終了直前にヨスア・キミッヒが挙げたゴールのおかげで1-0(0-0)の勝利を手にした。これによりバイエルンは、勝点を1つも失わないままブンデスリーガ第5節も終えることができた。これでバイエルンは、来週水曜日に行われるアトレティコ・マドリードとのチャンピオンズリーグにも、自信を持って臨むことができる。

 57,000人の観客で完売となったハンブルクのフォルクスパークシュターディオンで、前半は激しい戦いが繰り広げられた。FCBはやや優位に試合を進めるものの、闘志を燃やすHSVも健闘し、拮抗した試合展開となる。後半に入るとバイエルンはプレッシャーを強め、チャンスも量産するが、HSV守護神のレネ・アドラーが立ちはだかる。しかし88分、キミッヒによりバイエルンがやっとゴールを挙げる。遅い時間帯の先制ゴールとなったが、これによりバイエルンが順当な勝利を手に入れた。

スターティングメンバー

 監督カルロ・アンチェロッティは、3-0のホーム戦勝利を挙げた先週水曜日のヘルタBSC戦から、4人のメンバーを変更した。マッツ・フンメルス、キングスレイ・コマン、ヨスア・キミッヒ、レナト・サンチェスが先発メンバーに復帰し、ジェローム・ボアテング、シャビ・アロンソ、フランク・リベリー、そしてアルトゥーロ・ビダルがベンチスタートとなった。

 しかしフンメルスはハーフタイム直前に負った右膝の打撲のため、後半が開始してすぐに交代を強いられた。同選手に代わってピッチに立ったのはボアテングだ。同選手にとっては古巣との対戦になった。更にその1時間後には、ビダルとリベリーも途中出場を果たした。

試合経過

 これまで一勝も挙げていないHSV相手の試合で、予測された通り、開始直後から主導権を握るバイエルン。しかし固い守備のHSVに長い時間苦戦を強いられる。中盤で頻繁に球際勝負を仕掛けられ、なかなか相手ゴールに近づくことができない。 

 その結果、両陣営ともそれほど多くのチャンスを演出できないまま、時間が過ぎていく。ハンブルガーSVは、この日デビューを果たしたナビル・バホウィ(2分)とニコライ・ミュラー(41分)にチャンスが訪れるものの、得点に繋げることができない。一方のバイエルンも、レヴァンドフスキ(18分)とコマン(43分)の最大のチャンスを活かすことができず、拮抗した試合内容に相応しくスコアレスでハーフタイムを迎えた。

 ハーフタイム後、両チームとも同じ顔触れで試合を再開し、後半の序盤は前半とそれほど変わらない展開となる。しかし時間が経過するにつれ、バイエルンがプレッシャーを強めてハンブルガーを圧倒し始める。その結果、当然チャンスも多くなり、レヴァンドフスキ(57分)、ハヴィ・マルティネス(58分)と次々に好機を演出する。更にアラバ(71分)、キミッヒ(77分)、ミュラー(79分)と続くも、いずれもGKアドラーに阻まれ、先制点に繋げることはできない。

 試合はこのまま0-0で終わるかと思われたが、FCBは最後まで気を緩めなかった。試合終了直前の88分、チアゴの天才的なパスを受けたリベリーが逆サイドにクロスを上げ、それをキミッヒがゴールに突き刺して、バイエルンがついにゴールを挙げる。これが決勝弾となり、試合は0-1でバイエルンのアウェイ勝利で幕を閉じた。

前半ハイライト

2分:この日最初のチャンスを作り出したのは、ハンブルガーSV。エリア内やや左からバホウィがシュートを放つが、ノイアーが正面で難なくキャッチ。
5分:PA内右サイドからラームがクロス、逆サイドに飛び込んだアラバがその勢いでヘディングシュート。しかしGKアドラーにセーブされる。同時にアラバはファールを取られた。
18分:左のアラバが中央に向かってクロスを上げ、レヴァンドフスキが頭で合わせる。しかしボールはゴールネットの上に着地した。
41分:HSVにビッグチャンス。バイエルンPA内で、ウッドが中央のミュラーにヘディングでパス。しかしそのボールが同選手の元へ渡る前に、マルティネスがクリア。
43分:コマンがゴールの5m手前からヘディングシュートを放つが、ボールはアドラーの腕の中へ。

後半ハイライト

57分:CKからレヴァンドフスキが至近距離でシュートに持ち込む。しかしアドラーが素晴らしい反応を見せ、ゴールラインぎりぎりでセーブされる。
58分:マルティネスがエリア内からシュート、しかし今度はジュルーがブロック。
60分:ボアテングがクロス、レヴァンドフスキがシュートに持ち込む前に倒される。
71分:アラバがゴール25m手前からフリーキック。直接狙ったがアドラーがセーブ。
77分:エリアラインぎりぎり中央からキミッヒが左足で一閃、しかしGKアドラーが好セーブ。
79分:レヴァンドフスキが前方のミュラーに絶妙なパス。同選手がそのままシュートを放つが、アドラーに指先で弾かれ、ボールはファーポスト横へ。
85分:右サイドのミュラーが中央にクロス。しかし誰も合わせることができずに、ボールはそのままタッチラインの外へ。
88分:ついにバイエルンがゴール! チアゴの素晴らしいパスを受けたリベリーが、PA内左で相手DFを引き付けて、逆サイドにクロス。そこに飛び込んだキミッヒが、バイエルンに得点をもたらした。1-0
90+2分:ハンブルガーSVに同点に追いつくラストチャンス。しかしラソッガのヘディングシュートはクロスバーを越える。

 

ハンブルガーSV vs. FCバイエルン・ミュンヘン 0-1(0-0)

HSV

アドラー – 酒井、ジュルー、スパヒッチ、サントス – ユング、エクダル(90分ラソッガ)– N.ミュラー、ホルトビー、バホウィ(67分コスティッチ) – ウッド(84分グレゴリッチュ)

控え

マテニア、クレバー・レイス、ハント、オストルツォルク

FCB

ノイアー – ラーム、マルティネス、フンメルス(51分ボアテング)、アラバ – キミッヒ、チアゴ、サンチェス(61分ビダル)- ミュラー、レヴァンドフスキ、コマン(61分リベリー)

控え

ウルライヒ、ラフィーニャ、アロンソ、ロッベン

主審 フェリックス・ツヴァイヤー(ベルリン)
観客数 57,000人(完売)
ゴール 0-1キミッヒ(88分)
イエローカード サントス、グレゴリッチュ / マルティネス、リベリー、キミッヒ