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激戦

終盤のゴールでバイエルンがシャルケに勝利

 最後まで戦ったバイエルンの努力が報われる結果となった! FCバイエルン・ミュンヘンは9月9日(金)、敵地でFCシャルケ04とブンデスリーガ第2節を行い、2-0(0-0)で順当な勝利を収めた。先制弾を突き刺したのは、ロベルト・レヴァンドフスキ(81分)で、90分には途中出場のヨスア・キミッヒがダメ押しゴールを決めた。バイエルンはこれで、2試合終えて勝点6を手にしている。

 62,271人の観客が集まったフェルティンス・アレーナでは、序盤は均衡した試合展開を迎えた。最初のビッグチャンスを手にしたのはシャルケサイドで、クラース=ヤン・フンテラールのミドルシュートがバーに直撃した。しかし、試合終盤にバイエルンが巻き返し、一気に勝利を手繰り寄せた。

スターティングメンバー

 開幕戦で大勝を収めているため、メンバーを大幅に変更する理由はアンチェロッティにはどこにもなかった。ただし、アルトゥーロ・ビダルが代表戦のために木曜日にミュンヘンへ戻ってきていたため、同監督はビダルをベンチスタートさせた。そして、代わりに出場の機会を得たのはレナト・サンチェスだ。夏に加入したばかりの同選手が、バイエルンで初の先発デビューを果たした。

 怪我により欠場を余儀なくされたのはジェローム・ボアテング、アリエン・ロッベン、ホルガー・バドシュトゥーバー。キングスレイ・コマンもチームに同行し、ゲルゼンキルヒェン入りはしていたが、メンバー入りは叶わなかった。代わりに、怪我で離脱していたブラジル代表ダグラス・コスタが今季初めてメンバー入りした。

 一方、多くの新顔が先発に名を連ねていたのがシャルケだ。マルクス・ヴァインツィール監督は、開幕戦から合計6名の選手を入れ替え、そのうち今夏加入した選手を5名も起用した。

試合経過

 序盤はバイエルンがボールをキープし、シャルケ守備陣のディフェンスの綻びを見つけようとパスを回す時間が続く。しかし、エリア内に進入するシーンはあっても、決定機は作り出させない。すると19分、シャルケに最初のビッグチャンスを作られる。だが、ここはアラバが確実にクリアした。そして24分、ようやくバイエルンがチャンスを演出する。しかし、右サイドからのミュラーのクロスにレヴァンドフスキが右足を合わせるも、枠を捉えきれなかった。

 27分が経過すると、マヌエル・グレーフェ主審が負傷し、試合が一時中断する。シャルケの医療チームが同審判の治療を終え、試合が再開するが、その後もお互いの守備陣が集中したプレーで相手の攻撃を跳ね返し、主に中盤での攻防が続く。その後、36分に一度リベリーがフィニッシュまで持ち込むも、得点を奪えないままハーフタイムを迎えた。

 後半に入り最初のチャンスを手にしたのはバイエルンだった。54分にエリア際左でFKを獲得。しかし、レヴァンドフスキのシュートはポストの左に逸れる。その直後、今度はシャルケが反撃に転じる。ボール奪取からフンテラールが強烈なミドルを放つが、ノイアーが指先でわずかに軌道を変え、バー直撃に逃れた。

 60分が経過すると、両チームともに選手交代を使って攻撃陣の活性化を図る。すると、その采配が奏功したのか、バイエルンは72分と74分にこの日最大の得点機を作り出すが、どちらも決めきれない。だが、ドラマは試合終盤に訪れた。81分、相手の一瞬の隙を突きレヴァンドフスキがネットを揺らす。すると後半アディショナルタイム、途中出場のキミッヒがダメ押しゴールを決め、アウェイ戦で勝点3を獲得した。

前半ハイライト

19分:左サイドからチュポ=モティングがセンタリング。中央でゴレツカにヘディングシュートを放たれるが、アラバがクリア!
24分:右サイドの裏へ抜けたミュラーが、グラウンダーのピンポイントクロスを中へ入れる。そこにレヴァンドフスキがダイレクトで合わせるが、ポストのわずか右。
36分:リベリーがドリブルでエリア内に持ち込み、そのままシュートを狙うが、角度がなさ過ぎて枠を捉えられない。
38分:ババに左サイドを突破され、コノプリャンカが切り込んで中央へパス。アラバとノイアーがゴール目の前で体を張ってクリア。

後半ハイライト:

54分:エリア外左でFKを獲得。レヴァンドフスキが直接狙うも、ポストの左。
56分:フンテラールが強烈なミドルシュートを放つが、ノイアーが指先だけ触れ、バー直撃に逃れた。
72分:バイエルンにビッグチャンス。カウンターからラームがエリア内のビダルの足元へパス。それを同選手が落とし、走り込んだきたコスタが狙う。しかし、バーのはるか上。
74分:左サイドからアラバが鋭いクロスを放り込む。ニアに飛び込んだミュラーはあと一歩で届かないものの、その裏のファーへ走り込んだレヴァンドフスキが追いつく。しかし、ジャストミートできずにゴール目の前で外してしまう。
78分:アラバが左一閃、遠目から勢いよく狙うも、バーの上。
81分:ゴォォォール! ハヴィ・マルティネスが中盤から最前線のレヴァンドフスキの足元へ鋭いパスを送る。それをフリーで受けたレヴィーが、GKフェアマンとの1対1を制し、バイエルン先制!
89分:右サイドから中央へ切り込んだコスタが、レヴァンドフスキへラストパスを送るが、レヴィーのシュートはポスト右へ。
90分:ダメ押しゴール! カウンターを仕掛けるバイエルンは、中央のレヴァンドフスキが右サイドを走るキミッヒへ展開。それをキミッヒが落ち着いてゴール左に突き刺し、0-2!

FCシャルケ04 vs. FCバイエルン  0-2 (0-0)

FCシャルケ04 フェアマン – ヘーヴェデス、ナウド、ナスタシッチ、ババ – スタンブリ(86分コラシナック)– ベンタレブ、ゴレツカ、チュポ=モティング、コノプリャンカ(55分エンボロ) – フンテラール(67分マイヤー)
控え ニューベル、ガイス、コラシナック、アオゴ、リーター
FCバイエルン ノイアー – ラーム、フンメルス、マルティネス、アラバ – サンチェス(71分キミッヒ)、アロンソ(61分ビダル)、チアゴ – ミュラー、リベリー(61分コスタ)、レヴァンドフスキ
控え ウルライヒ、ラフィーニャ、ベルナト、グリーン
主審 マヌエル・グレーフェ(ベルリン)
観客数 62,271人(完売)
ゴール 0-1 レヴァンドフスキ(81分)、0-2 キミッヒ(90分)
イエローカード ヘーヴェデス / フンメルス、サンチェス、ビダル、チアゴ