presented by
Menu
ロストフ相手に5-0

パーフェクトな勝利でCL初戦を飾ったFCB

 今シーズンのチャンピオンズリーグは完璧なスタートとなった。13日(火)の夜、FCバイエルンは昨シーズンロシアリーグ2位のFCロフトフを5-0(前半2-0)で下し、チャンピオンズリーグ初戦を勝利で飾った。これによりドイツマイスターのFCBは、現時点でグループDの 1位の座についた。また、同時刻に行われた同じグループDのもう一つの試合では、アトレティコ・マドリードが1-0でアイントホーフェンとの初戦に勝利している。

 チケット完売となったアリアンツ・アリーナで7万人の熱狂的な観客が見守る中、前半に、ロベルト・レヴァンドフスキ(28分PK)、今日が誕生日のトーマス・ミュラー(45+2分)がゴールを決めた。後半は、FCバイエルンに加入してから初となる2ゴールのドッペルパック(1試合で2得点を決めること)を達成したヨスア・キミッヒ(54、60分)とフアン・ベルナト(90分)も追加点を挙げ、最高の試合結果になった。その結果、2つの偉業が成し遂げられた。FCバイエルンは、ホームでCL13試合連続勝利を達成し、更にドイツのクラブでチャンピオンズリーグ初戦にて最も多く勝利したチームとなった。

スターティングメンバー

 試合前にコメントした通り、カルロ・アンチェロッティ監督は4日前に2-0で勝利したシャルケ戦から4名の選手を変更した。アルトゥーロ・ビダル、ダグラス・コスタ、ラフィーニャ、そしてキミッヒが、フィリップ・ラーム、フランク・リベリー、シャビ・アロンソ、レナト・サンチェスの代わりに先発に名を連ねた。戦術的には、4-3-3のフォーメーションで臨んだ。

 対するロストフは5-3-2を採用し、先週のリーグ戦から6選手の変更があった。ロシア2位のロストフの選手のうち9人の選手が、この試合でチャンピオンズリーグデビューを飾った。同クラブで既にチャンピオンズリーグ出場経験を持っているのは、CBのセサル・ナヴァスと左サイドハーフのクリスティアン・ノボアのみだ。

試合経過

 試合は予想通り一方的な展開となった。初のチャンピオンズリーグ試合でロストフは守備固めの陣形をとり、カウンター狙いの戦術をとった。FCバイエルンはボールをキープして試合をコントロールし(開始20分後のボールポゼッション率は78%)、相手守備陣の隙を探して攻めるという展開になった。しかしようやく期待の持てるシュートが見られたのは、試合開始から20分を超えたあたりだ。CKから競り合いの中、レヴァンドフスキがPA内でガツカンに倒され、テイラー主審はPKスポットを指差した。そして、レヴァンドフスキが落ち着いて左隅にゴールを決め、順当な先制点を挙げた(28分)。

 先制ゴール後も、引き続き試合を支配するバイエルン相手に、ロストフは全く攻撃を仕掛けることができない。追加点を狙うFCバイエルンは前半40分、フンメルスがゴール前でヘディングシュートを放つが、ロストフGKのソスラン・ジャナエフがセーブする。しかし前半終了間際にFCバイエルンに歓喜の瞬間が訪れる。前半アディショナルタイムに左サイドからアラバがクロスを送り、今日が誕生日のミュラーが左足のダイレクトボレーを決めて2-0で後半戦に入ることとなった。前半戦のデータによると、シュート数11:1、センタリング数20:2、ボールポゼッション率は78%を記録した。

 後半に入っても、両クラブの力関係は変わらない。ハーフタイム前に比べ、より多く攻撃に出ようとするロストフだったが、バイエルンは後半中盤にベルナト(51分)、フランク・リベリー(64分)、そしてレナト・サンチェス(71分)をピッチに送り込み、そのプレーの勢いが衰えることはない。

 後半にはキミッヒが54分にチーム3点目、60分に4点目のゴールを決めてリードを広げる。57分にはレヴァンドフスキ、62分にはビダルがゴールを狙うがネットを揺らすことは出来なかった。一方で、試合終盤の85分にロストフのシュートチャンスをマヌエル・ノイアーがしっかりと防ぎ、90分にベルナトがダメ押しとなるチーム5点目を決めて、CL初戦は5-0の勝利で幕を閉じた。

前半ハイライト

5分:左サイドセンターライン付近から、アラバの見事なロングパスがレヴァンドフスキに渡りゴールを狙うが、カットされCKへ。
19分:左CK付近からのFKを獲得。キミッヒが直接狙うが、ボールはゴールマウスを外れる。
21分:キミッヒからの浮き球のパスを受けたレヴェンドフスキがダイレクトで狙うがジャナエフに抑えられる。
22分:キミッヒがPA付近から左足でミドルシュートを狙うがゴールマウスの上に外れる。
23分:右サイドからキミッヒのセンタリングをゴール前でレヴァンドフスキが頭で合わせるが、ゴールマウスの上に外れる。
28分:右CKから競り合いの中、相手PA内でレヴァンドフスキがガツカンに倒され、PKを獲得。レヴァンドフスキがPKを左下隅に決め、FCバイエルン先制!! 1-0!!
37分:アラバがミュラーとのワンツーから抜け出し、レヴァンドフスキにパス。しかし、パスが合わずDFにカットされCKへ。
37分:チアゴが相手PA外からシュートを狙うがゴールマウスを外れる。
40分:キミッヒの右CKからレヴァンドフスキが頭でつなぎ、フンメルスがヘディングシュート!しかし、ジャナエフに弾かれCKへ。
45+1分:左サイドからコスタがセンタリングを送るが、ゴール前付近にいたミュラーに届かず。
45+2分:ゴール!!センターサークル付近で、チアゴが左サイドに展開し、ボールがアラバへと渡る。アラバがワントラップから低めのセンタリングを送り、PKスポット付近で走りこんできたミュラーが左足でダイレクトボレー。ゴール右に決まった。2-0!!

後半ハイライト

53分:ロストフに最初のチャンス。右CKからナヴァスがニアポスト目掛けてシュートを放つが、ノイアーがキャッチ。
54分:ゴール!!左サイドからコスタがグラウンダーのクロスをゴール前に送り、キミッヒが倒れこみながらもゴールに流し込んだ。3-0!!
55分:テレンティエフが反動をつけずにシュートを放つが、クロスバーを越える。
55分:またしても、コスタが左サイドからグラウンダーのクロスを送るが、レヴァンドフスキに届く前にジャナエフが左手で防ぐ。
57分:相手CKから見事なカウンター!左サイドをドリブルで駆け上がったコスタがゴール前に走りこんできたレヴァンドフスキへグラウンダーのクロスが送るが、レヴァンドフスキのシュートはゴールマウスの上へと外れた。
60分:キミッヒがドッペルパック!!ベルナトが左サイドからアーリークロスを送り、ゴール前に走りこんで来たキミッヒが、見事にゴール右隅にヘディングシュートを流し込んだ!4-0!!
62分:ビダルが相手中央PN付近からミドルシュートを放つが、ジャナエフの好セーブでゴールならず。
82分:カラチェフが遠目からシュートを試みるが、クロスバーの上へ。
85分:左サイドからカラチェフのFK。FCバイエルンのゴール前でエロヒンがヘディングシュートを放つが、ノイアーがしっかりセーブ。
90分:センターライン付近からベルナトがドリブルで駆け上がり、左サイドのリベリーへパス。少しためを作ったリベリーがゴール前に走りこんだベルナトにリターンパス、同選手がダイレクトでゴール右隅に決めた。5-0!!
90+1分:アラバが相手中央PN付近から左足で狙うが、ボールはゴール右に外れる。

FCバイエルン vs. FCロストフ 5-0(2-0)
FCB: ノイアー - ラフィーニャ、フンメルス(51分ベルナト)、マルテ      ィネス、アラバ – キミッヒ、チアゴ(71分サンチェス)、ビダル -   ミュラー、レヴァンドフスキ、コスタ(64分リベリー)
控え: ウルライヒ - アロンソ、ラーム、グリーン
ROS:

ジャナエフ - テレンティエフ、メブリャ、ナヴァス、グラナト、カラチェフ – エロヒン、ガツカン、ノボア - アズモン(64分プレペルツァ)、ポロズ(46分ドゥンビア) 

控え: 

メドベージェフ - ゲイエ、エザトラヒ、ブハロフ、バイラミアン

主審: アンソニー・テイラー(イングランド)
観客数: 70,000人(完売)

ゴール:

1-0レヴァンドフスキ(28分/ PK)、2-0ミュラー(45+2分)、3-0キミッヒ(54分)、4-0キミッヒ(60分)、5-0ベルナト(90分)

イエローカード:

- / -