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アイントホーフェン戦は2-1

レヴァンドフスキのゴールでバイエルンがCLラウンド16進出

 FCバイエルンのチャンピオンズリーグ・ラウンド16進出が一足先に確定した! バイエルンはPSVアイントホーフェンに先制点を許したものの、高い闘志と共にプレーを続け、2-1(1-1)の逆転勝利を手に入れた。この勝利に特に貢献したのはロベルト・レヴァンドフスキだ。レヴァンドフスキは34分、対戦相手のハンドで獲得したPKを確実に決め、後半には更に決勝弾(74分)を挙げた。レヴァンドフスキはその他にも3本(!)のゴールマウス直撃のシュートを放つなど、チャンスを作り出すも不運に見舞われた。

 フィリップス・スタディオンに集まった35,000人の熱狂的なファンの前で、バイエルンはサンティアゴ・アリアス(14分)にゴールを許し、1点を追いかける展開となる。しかしながら、2013年CL優勝者のバイエルンは圧倒的優位で試合を進め、それに相応しく前半中に同点に追いつく。そして試合終了15分前、バイエルン所属のポーランド代表レヴァンドフスキがFCBファンに歓喜をもたらした。同時刻に行われていたアトレティコ・マドリード対ロストフ戦(2-1)で前者が勝ったことにより、グループステージの残り2試合を残した現時点でバイエルンの次ラウンド進出が確定した。バイエルンは残りの2試合を、グループ首位の座を手にするために戦うことになる。

スターティングメンバー

 3-1で勝利したFCアウグスブルク戦に比べ、カルロ・アンチェロッティは3点を変更してアイントホーフェン戦に臨んだ。筋肉の軽い問題のために欠場となったチアゴの代わりに先発に復帰したのは、ヨスア・キミッヒだ。その他ハヴィ・マルティネス(負傷)とダグラス・コスタ(ベンチ)に代わってマッツ・フンメルスとトーマス・ミュラーが先発メンバーに名を連ねた。それに対してPSV監督のフィリップ・コクーは、アーネムで2-0の勝利を挙げたフィテッセ戦から1点を変更したのみ。ステーフェン・ベルフワインに代わり、元シュトゥットガルト選手のダニエル・シュヴァーブがバイエルンとの試合に先発した。

試合経過

 多くの観客が押し寄せたホームスタジアムにて、FCバイエルン相手に急襲をかけようとチャンスを狙うアイントホーフェン。しかしバイエルンは試合開始直後から集中し、ミュラー(2分)とクロスバー直撃のレヴァンドフスキ(4分)、そして典型的なロッベンによるシュートチャンス(10分)と、早い段階から好機を演出する。しかしだからこそ、先制点は驚くべきものだった。この試合最初のゴールを決めたのは、明らかにオフサイドに位置していたPSVのサンティアゴ・アリアス(14分)で、優勢のバイエルンは苦い思いをすることとなった。

 先制点はアイントホーフェンに自信をもたらし、バイエルンは対戦相手の安定した守備を前にしばし忍耐を強いられる。ヘディングシュートによって幾度も相手ゴールを狙うものの、ロッベンとレヴァンドフスキによるチャンス(29分)は1度は紙一重でGKにセーブされ、2度目はポスト直撃に終わる。しかし、アイントホーフェンのアンドレス・グアルダードのハンドによりバイエルンがPKを獲得すると、レヴァンドフスキが極めて冷静に決めて、バイエルンに順当な同点弾をもたらす(34分)。その後もバイエルンは38分、39分、40分とビックチャンスを作り出すも、相手GKのレムコ・パスフェールの好セーブにより、1-1のままハーフタイムとなった。

 バイエルンは後半も変わらず、追加点を挙げようと相手陣地に攻め入り、オランダ王者PSVを深い位置まで押し込む。62分にはビダルとミュラーがダブルチャンスを作り出し、逆転まであとわずかに迫る。一方でアイントホーフェンはモレノが69分にヘディングシュートを放ったものの、バイエルンゴールを脅かすまでに至らない。74分にレヴァンドフスキによってバイエルンが逆転弾を挙げたのは、順当な結果と言えるだろう。更にレヴァンドフスキは試合終了直前にもビックチャンスを演出するも、こちらは同選手にとってこの日3度目のアルミニウム直撃に終わった。だがそれも、最終的には大したことではない。バイエルンはアイントホーフェン戦で1-2の勝利を手に入れ、更にチャンピオンズリーグ・ラウンド16出場権も獲得した。

前半ハイライト

2分:バイエルン最初のチャンス。左サイドのアラバから絶妙なクロスを受け、ミュラーがダイレクトシュートを放つが、惜しくも枠外。
4分:レヴァンドフスキにダブルチャンス! ボアテングのロングパスを受け、1本目のヘディングシュートはクロスバー直撃に終わる。跳ね返ったところを再びレヴァンドフスキが頭で合わせるが、ボールはクロスバーの上へ。
10分:右サイドでの見事な連係から、エリア内に入り込んだロッベンがフィニッシュに持ち込むも、ボールはクロスバーを越える。
14分:アイントホーフェンが先制。カウンターから右サイドのラムセラールがクロスを上げる。プレパーのダイビングヘッドはノイアーが防ぐが、ゴール前のアリアスが本来オフサイドの位置からセカンドボールを頭で押し込んだ。1-0
21分:アロンソがゴール18m前からドロップキックを放つが、GKがキャッチ。
29分:ロッベンのヘディングシュートはパスフェールに防がれ、こぼれ球をレヴァンドフスキが頭で押し込もうとするも、再びアルミニウム直撃に終わる。
33分:ラームのクロスがキミッヒに当たり方向を変え、グアルダードの手に当たる。バイエルンがハンドによるPKを獲得!
34分:レヴァンドフスキが冷静にゴール右下に決め、1-1
38分:バイエルンにFK。アラバが直接狙うも、ボールはGKにキャッチされる。
39分:エリア外、やや左からレヴァンドフスキが反動を付けずにシュートするも、GKがキャッチ。
40分:右サイドのミュラーがロッベンからパスを受け、中央に絶妙なクロスを上げる。ビダルがゴール前に飛び込み、頭で合わせるが、GKがキャッチ。

後半ハイライト

52分:左サイドのビダルがクロスを上げるが、キミッヒはフリーだったもののボールをコントロールしきれずにシュートに持ち込めない。
54分:ロッベンとの連携からアラバが左サイドからフィニッシュに持ち込む。しかしGKがセーブし、コーナーに逃れる。
62分:フンメルスのクロスから中央のビダルがシュートを放つも、GKがセーブ。続けてこぼれ球をミュラーがゴール7m前からシュートするが、滑り込んだモレノにゴールラインぎりぎりでセーブされる。
69分:PSVにフリーキック。グアルダードが蹴り、モレノが頭で合わせるが、ボールはクロスバーの上へ。
72分:アラバがニアサイドに向けて鋭いクロスを上げ、ミュラーが頭で合わせるが枠外。
74分:バイエルンが逆転! 左サイドのコスタとワンツーの末、アラバがゴール前にクロス。レヴァンドフスキがゴール5m前から押し込み、1-2
81分:ベルフワインが抜け出し、バイエルンゴールに迫るが、フンメルスとボアテングが阻止する。
85分:右サイドのコマンが中央にパス、エリア内のコスタを経由し、そのすぐ前にいたレヴァンドフスキがシュートを放つが、ボールはまたしてもクロスバーに直撃! レヴァンドフスキにとって、この試合で3度目のアルミニウム直撃シュートとなった。

 

PSVアイントホーフェン vs. FCバイエルン・ミュンヘン 1-2(1-1)

PSV

パスフェール – アリアス、イシマ=ミラン、モレノ、ウィレムス(46分ブレネット) – シュヴァーブ - ラムセラール(74分ジンチェンコ)、グアルダード – プレパー、ペレイロ(67分ベルフワイン) – L. デ・ヨング

控え

ユリウス、ポウルセン、ヨゼフゾーン、ルンドクヴィスト

FCB

ノイアー – ラーム、ボアテング、フンメルス、アラバ – アロンソ - キミッヒ(64分コマン)、ビダル – ロッベン(64分コスタ)、レヴァンドフスキ、ミュラー(85分サンチェス)

控え

ウルライヒ、ラフィーニャ、ベルナト、バドシュトゥーバー

主審 ジャンルカ・ロッキ(イタリア)
観客数 35,000人(完売)
ゴール 

1-0アリアス(14分)、1-1レヴァンドフスキ(34分/ PK)、1-2レヴァンドフスキ(74分)

イエローカード  - / コマン