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「トップパフォーマンスを出さなければ」

ブンデスリーガのトップゲームにロッベンなしで臨むFCB

 これまでにブンデスリーガで94回対戦しているFCバイエルンとボルシア・ドルトムント。その内のいくつかは、まだファンの記憶にも残っていることだろう。そして今週末、サッカー大国のドイツは再びドルトムントへ熱い視線を向ける。この地で11月19日(土)、直近7年間のドイツ王者同士の試合が行われる。

フィリップ・ラームは、これが「重要な試合」であることを自覚しており、「サッカーの国ドイツ全体がこのトップゲームを楽しみにしている。ここ数年の優勝クラブ同士が対戦する。選手にとっても、ファンにとっても楽しみなものだ」と語った。マヌエル・ノイアーも、前シーズン準優勝クラブとの対戦に向けてチームメイトと共にやる気に燃えている。ノイアーは「選手一人ひとりが全力を出し、全員がプレーしたがっていることがトレーニングでも感じられる」と報告し、「過去の対戦はいつも接戦だった。ドルトムントでは白熱した試合が僕たちを待っているだろう」と予期した。

 そうなるとすれば、土曜日の試合でカルロ・アンチェロッティが再びフランク・リベリーを起用できることはバイエルンにとって良いことだ。リベリーは大腿部の筋肉の負傷のために直近の8試合に欠場したが、ここ2週間ほど再びチームトレーニングに参加している。アンチェロッティも、「彼の準備はできている」と最終調整前に告げた。一方でバイエルンの監督は、アルトゥーロ・ビダルとダグラス・コスタの起用については最終調整を待ってから決定する意向だ。両選手は木曜日に各国代表から戻ってきたばかりであり、アンチェロッティは「彼らは疲れている。リスクを冒したくない」と述べた。土曜日の試合に欠場が決まっているのはアリエン・ロッベン(「彼は小さな問題を抱えている」)とハヴィ・マルティネス、そしてキングスレイ・コマンだ。

「・・・そうでなければ勝つことはできない」

 アンチェロッティは、ドルトムントという場所に良い思い出がある。ジグナル・イドゥナ・パルクでバイエルン公式戦デビューを果たし、2-0の勝利によって今シーズン初の公式タイトルを獲得したのだ。しかしアンチェロッティは、このことはブンデスリーガでの再戦に何の意味も持たないとし、「明日は全く違う試合になる」と断言した。そのことはラームもよくわかっている。バイエルンの主将は激戦の末に勝利した8月の対戦を振り返り、「スーパーカップは、どんなに接戦だったことか。僕たちはトップパフォーマンスを出さなければならない」と気を引き締めた。

 ノイアーも「ドルトムントは僕たちにとって、リーグ優勝を巡る1番のライバルだ。この試合で負けないことは大変重要になる」と、このトップチーム同士の対戦の意味を改めて意識した。もしこの試合がバイエルン・ファンにとって最も避けたい結果に終わったとしたなら、ラームが指摘するように、ドルトムントとの勝点差は「わずか3ポイントのみ」になる。ラームが「チームは警戒している」と言えば、アンチェロッティも「土曜日は100%の力を出さなければならない。そうでなければ、我々が勝つことはできない」と注意した。

 対戦相手のドルトムントは、一時はマルコ・ロイスの起用を計画していたものの、踵の軽傷によって同選手のカムバックは延期となった。これについてドルトムント監督のトーマス・トゥヘルは金曜日、「大変長い離脱期間の後で、リスクを冒したくなかった」と説明した。ロイスが最後に出場したのは182日前、FCバイエルンとのDFBポカール決勝だ。この試合はPK戦の末、FCバイエルンが勝利した。アンチェロッティはロイスについて、「大変素晴らしい選手だ」と賞賛するも、「しかしドルトムントには他にもオプションとなる選手がいる」と続けた。だが、セバスティアン・ローデはその中に入らない。元バイエルン選手のローデはスヴェン・ベンダーやエリック・ドゥルム、ネヴェン・スボティッチと同様欠場が決まっている。更にドルトムントでは、ラファエル・ゲレイロの起用も危ぶまれている。