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主力に定着したボアテング

センターバックとしてW杯出場を目指す

2012/13シーズンは、まさにFCバイエルンのシーズンだった。そして、同時にジェローム・ボアテングのシーズンでもあった。多彩なボアテングはこれまで、マンチェスター・シティ、ドイツ代表、そしてFCBでも大概本職ではないサイドバックのポジションを任されることが多かった。しかし、FCBが3冠を達成した昨シーズンには、競り合いに強く、よく動く頼もしいセンターバックとしての地位を確立することに成功。「確実に成長したよ」と、本人も話している

だが、完璧なはずの前半戦では、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージのBATEボリソフ戦でレッドカードを受けて一発退場になるという失態も犯しているボアテング。そのため、後半戦で前監督のユップ・ハインケスはダニエル・ファン・ボイテンとダンテを好んで起用し、ボアテングはしばらく控えに回ることとなった。しかし、それでも落胆せず、努力して以前のポジションを取り戻したボアテングは、バルサ戦やドルトムント戦などの大一番でその才能を見せ付けた。それでも、「あそこではうまくいったね」と、本人はいたって謙虚な姿勢をくずさない。

そして、グアルディオラ新体制のもと、ボアテングが目指すところはひとつ。「いつも試合に出たいね。僕の目標は(来年ブラジルで開催される)W杯に出場すること」と、センターバックとして地元開催のW杯で雄姿を見せたいとのこと。ドイツでは『FCBに定着することができた選手はドイツ代表監督のヨアヒム・レーヴの目にも留まる』と言われているが、「前よりもチャンスは大きくなってるはず。これからも頑張ってアピールするよ」と本人も気合いを入れている。

ドイツ代表メンバーとして再び顔を合わすボアテングの親友、マリオ・ゴメスはフィオレンティーナへの移籍が決まっているが、この件に関してボアテングは、「チーム内でだけじゃなく、プライベートでも大の親友なんだ。だから、移籍が決まって、やっぱり残念な気持ちはあるよ。でも本人が下した決断だし、うまくいくことを願ってる」とゴメスにはなむけの言葉を送っている。