presented by
Menu
2014年の軌跡(パート2)

W杯優勝、活気あふれるシーズンスタート

2冠制覇後、息抜きのための時間はごく僅かだった。FCバイエルンから14人の選手が赴いたブラジルW杯、ドイツは大きな栄光を手にした。その後、何人かの新規メンバーを加え、短い準備期間にもかかわらず活気あふれる2014/15シーズンのスタートを切ったバイエルン。2014年の軌跡(パート2)では6月から9月までを振り返る。

6月

FCB II、昇格を逃す:FCバイエルンの2軍が、わずか髪の毛1本ほどの差で悲願の3部昇格を逃した。フォルトゥナ・ケルンとの入れ替え戦において、エリック・テン・ハグ監督が指揮を執る同チームは最後の最後で相手に決定点を許し(94分)、呆然としたままグリュンヴァルダー・シュタディオンのピッチを後にした。

ブラジルW杯:ブラジルで開催されたW杯。FCバイエルンからは14人の選手が代表に招集されたが、これはマンチェスターUからのW杯参加者と同人数で、代表選出最多人数だ。残念ながら、長引く背中の負傷のため、フランク・リベリーはトーナメント出場を見合わせることとなった。

7月

FCB7選手、W杯チャンピオンに:W杯決勝でアルゼンチンと対戦したドイツ代表だが、延長でマリオ・ゲッツェがゴールを決め、見事に優勝した。ゲッツェと並んでフィリップ・ラーム、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、マヌエル・ノイアー、トーマス・ミュラー、ジェローム・ボアテング、そしてトニ・クロースもまた、この素晴らしい優勝に貢献した。その後、フィリップ・ラームは7月中に、ドイツ代表からの引退を表明した。

ロッベンがバイエルンの昨季最優秀選手に:準決勝で敗退したものの、オランダ代表として出場したW杯で最も優秀な選手の1人に数えられるアリエン・ロッベン。同選手はFCバイエルンファンの投票により、2013/14シーズンのバイエルン最優秀選手に選ばれた。その際ロッベンは全体の30.9パーセントもの票を獲得し、トーマス・ミュラー(17,4パーセント)とフィリップ・ラーム(15.1パーセント)を大きく引き離した。

8月

アウディ・サマー・アメリカツアー:7月末、アメリカでのトレーニングキャンプに向かったFCバイエルンが、ニューヨークに支局を開設した。選手たちは8月初めにポートランドに移動してMLSオールスター選抜と対戦したが、W杯チャンピオンの試合出場は大変喜ばれ、ポップスターのように大歓声で迎えられた。試合は1-2の黒星となった。

移籍:いくつかのポジションで顔触れの変わったバイエルン。トニ・クロース(レアル・マドリード)、マリオ・マンジュキッチ(アトレティコ・マドリード)、ディエゴ・コンテント(ジロンダン・ボルドー)、そしてユリアン・グリーンがチームを去り、ダニエル・ファン・ブイテンは引退を表明した。しかしチーム強化のため、傑出した選手たちが新たにバイエルンの1員となった:ロベルト・レヴァンドフスキに続いてイーザル川河畔に拠点を移したのは、レアル・マドリードのスター、シャビ・アロンソ。メディ・ベナティアもロームから移籍を果たした。バイエルンはその他に、フアン・ベルナト、ペペ・レイナ、セバスティアン・ローデ、ズィナン・クルトを獲得した。

スーパーカップで敗北:ホームのドルトムントがより優れたパフォーマンスを見せ、2-0でバイエルンを下した。ハヴィ・マルティネスがこの試合で十字靭帯を負傷し、2014年内の全試合欠場が決定した。

ブンデスリーガ開幕:W杯決勝戦から40日後にスタートしたブンデスリーガ。その開幕戦でバイエルンはVfLヴォルフスブルクと対戦し、接戦を制して2-1で勝利した。この試合でホルガー・バドシュトゥーバーが629日ぶりにカムバックを果たし、ジャンルカ・ガウディーノはブンデスリーガデビューを飾った。

9月

チャンピオンズリーグ開幕:CLでも新シーズンが始まった。マンチェスターCとのホーム戦で試合終了直前ジェローム・ボアテングが夢のようなゴールを決め、1-0で勝利したバイエルン。9月末にはモスクワでの無観客試合も勝利し(1-0)、素晴らしいグループ予選スタートとなった。

モスクワで火災警報:試合前夜、ちょっとした騒動が起こっていた。FCバイエルンの面々は火災警報が鳴り響く中、赤の広場に面する滞在先のホテルから一時避難することになったのだ。選手と関係者は1時間ほどレストランに身を寄せたが、幸いなことに、その後警報は解除された。