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「信じられないレベル」

バイエルン、CLでも圧巻のパフォーマンス

 チャンピオンズリーグのグループ優勝を巡る重要なホーム戦は、試合開始からわずか20分で3-0と、既にバイエルンの勝利が決まったも同然となった。得点したのはダグラス・コスタ、ロベルト・レヴァンドフスキ、そしてトーマス・ミュラーだ。現在絶好調のバイエルンには感嘆するほかない。代表取締役社長カール=ハインツ・ルンメニゲも「選手たちは本当に、とても良くやった」と、ラウンド16進出を決めたチームを称えた。69分にはキングスレイ・コマンがさらに1点追加し、最終的にバイエルンはオリンピアコス・ピレウス戦で4-0の快勝を収めた。

 ルンメニゲは「グループ予選最終節の前に首位通過を決めたことは、素晴らしい成果だ。もちろんとても満足している」と説明し、「今までにチームの士気が低かったり、集中できていない試合があったかどうか思い出せない。このように持続した質の高さは、私やフランツ・ベッケンバウアーの現役時代にはなかった」と、現在の「信じられないレベル」に感心した。

 最近のバイエルンは特にホームのファンの前で、ザグレブ戦で5-0、アーセナル、ドルトムント、ヴォルフスブルグ相手に5-1、そしてケルン、シュトゥットガルト、ギリシャ国内リーグで無敗のトップであるオリンピアコス・ピレウスとの対戦は4-0と目覚しい成果を挙げ続けている。トーマス・ミュラーも「ホーム戦はとてもスムーズだ」と述べる。ピレウス戦でCL50勝目を挙げ、史上最年少記録を更新したばかりの同選手は、「僕たちはスーパーチームだ」と笑顔を見せた。

「世界最優秀選手の8人がついている」

 現時点でグループ優勝を確定させたことは、ペップ・グアルディオラも安堵させた。これにより、ラウンド16(12月14日に組み合わせ抽選)でヨーロッパの強豪中の強豪であるバルセロナやレアル・マドリードと対決することを避けられたからだ。オリンピアコス戦で攻撃陣全員を積極的にゴールへ向かわせ、レヴァンドフスキ、アリエン・ロッベン、コスタ、キングスレイ・コマン、そしてミュラーによって開始直後から対戦相手を翻弄した同監督は、「ホームで再びたくさんゴールを挙げることができた」と喜び、ミュラーは「僕たちには世界最優秀選手の8人がついているからね」と冗談めかしてコメントした。

 スポーツディレクターのマティアス・ザマーもまた、「チームは試合開始直後から闘志に溢れていた」と良い印象を抱いたようだ。そして2週間後のグループ予選最終節ディナモ・ザグレブ戦でも真剣勝負をし、さらに3月と4月に控える大勝負にトップコンディションで臨まなければならないと前を見据えた。その重要さはマヌエル・ノイアーも承知しており、「僕たちは大歓声を浴びて称賛されたが、まだ終わりではない。シーズンはまだまだ続くし、突然上手く行かなくなる可能性はある」と気を引き締めた。

 その1例として、人員問題が挙げられる。念のための措置ではあるがアリエン・ロッベンはオリンピアコス戦の早い段階で交代を余儀なくされたし、ダグラス・コスタは軽い筋肉の痛みを訴えている。またダヴィド・アラバは足首の関節包の負傷のために欠場し、フランク・リベリー、フアン・ベルナト、チアゴは負傷により長期離脱中だ。つまり、多くの才能ある選手を抱えているとはいえ、絶対的な保証はないといえる。しかしノイアーは「勝者が決まるのは春だとわかっている。でも僕たちはこれまでのところ、とても良いチャンピオンズリーグ・シーズンを過ごしている」と前向きな姿勢を見せた。