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4人のスペイン人に3つの質問

「ヴィセンテ・カルデロンの雰囲気は特別だ」

 バイエルンの選手のうち、4人のスペイン人選手ほどアトレティコ・マドリードを良く知る者はいないだろう。シャビ・アロンソは既に同チームと22回(15勝3敗)の対戦経験があり、同選手がこれより多く試合をしたことがあるのはレアル・マドリードのみだ。ハヴィ・マルティネスはアトレティコ・マドリード相手の13試合(5勝8敗)で3得点を挙げており、バイエルン選手の中で同チームから最も多くのゴールを奪っている。そしてアトレティコ・マドリード戦で100%の勝率を誇るのはチアゴだ(2戦2勝)。反対にフアン・ベルナトは、赤と白という愛称を持つアトレティコ相手にまだ1勝も挙げたことがない(2敗2分け)。

 もちろん彼らバイエルン所属のスペイン人4人組は、このアトレティコ・マドリードとチャンピオンズリーグ準決勝を戦うことを殊更楽しみにしている。来る水曜日にマドリードで行われる1stレグを前に、対戦相手の強みやエスタディオ・ヴィセンテ・カルデロンでFCバイエルンを待ち受けるものについて、アロンソやマルティネスらが語ってくれた。

アトレティコとの試合とは、どれほど難しいものですか?

マルティネス 「僕にとってはいつも、アトレティコは一番試合したくない相手だった。彼らを負かすことは難しいし、準決勝の相手としては最も厳しいチームだと思う」

チアゴ 「同じレベルのチーム同士の対戦になる。アトレティコにはバルセロナやレアル・マドリードほどの経済力はないが、スポーツ面では引けを取らない。アトレティコはアイデアをふくらませ、ぶれずにそれを追求してきた。そして現在、彼らは国内リーグとチャンピオンズリーグの両方でタイトルを狙える位置にいる。限界の力が必要とされる厳しい試合になるだろう」

アロンソ 「とても拮抗した試合になると考えている。アトレティコはヨーロッパサッカーのエリートのうちの一つに数えられる。とても濃密なゲームになるだろう。100%の準備ができないまま試合に臨むならば、次に進むのは難しい」

ベルナト 「アトレティコはとても強い対戦相手で、調子も良い。彼らがバルセロナを敗退に追い込むなんて、誰も予想していなかっただろう。難しい試合になる。でも僕たちはミラノに行くつもりだ。それが僕たちの目標で、そのために全てを尽くす」

アトレティコは今季51試合でわずか26失点しかしていません。アトレティコの強さは特に守備にあるのでしょうか?

アロンソ 「守備が彼らの強みのうちの一つであることは疑いようがないが、それだけではない。アトレティコもサッカーはできるし、攻撃の局面ではとても危険だ。プレッシングでボールを奪い、そこから直接、そして素早く縦に対戦相手のゴールを狙ってくる。僕たちは賢くなければならない。準決勝は2試合合わせて最短でも180分かかるとわかっている。だが僕たちはミラノで引き分けなど狙わない。勝利のためにプレーする、それが僕たちのメンタリティーだ」

マルティネス 「彼らは守備においてヨーロッパでも最高のチームの一つだが、それはストライカーからGKオブラクまで11人全ての働きによるものだ。しかしトーレスやグリーズマン、カラスコといったスピードのある選手もいるので、カウンターも得意だ。そしてガビ、コケ、サウルのようにパスの上手い選手も抱えている。アトレティコは大変アグレッシブなプレーをするが、それだけでチャンピオンズリーグの準決勝に進出できるわけがない。アグレッシブさと集中力、良いゲームとメンタリティーが組み合わさってアトレティコの強さを作り出している。完全なチームだ。僕たちは100%の力を出さなければならない。全力でがんばらなければ」

ベルナト 「彼らの素晴らしい強さはチーム精神の賜物だと思う。チームとして守り、カウンターはとても危険だ。アトレティコにはスピードのある選手がおり、相手に大打撃を与えることができる」

エスタディオ・ヴィセンテ・カルデロンでFCバイエルンを待ち受けるものは?

アロンソ 「ヴィセンテ・カルデロンでの試合はいつも難しいものだ。熱くて特別な雰囲気を感じる。アトレティコのファンはとても熱狂的だし、とても活発だ。大きな情熱でチームを支えている」

チアゴ 「ヴィセンテ・カルデロンでは大変難しい試合になるとわかっている。ヨーロッパでも最も雰囲気が素晴らしいスタジアムの一つだ。2ndレグで有利な結果を残すために、僕たちは自分たちのゲームに集中して、リズムを奪われないようにしなければならない」