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これがベルギーの王者、RSCアンデルレヒトだ

 FCバイエルンは9月12日(火)、UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ初戦でベルギー王者のRSCアンデルレヒトと対決する。これまで両チームは8回対戦しており、そのうち6回はチャンピオンズリーグでの闘いだった。最後の対戦は2007-2008シーズンに行われ、当時FCBはUEFAカップのラウンド16で、2ndレグは1-2の敗戦を喫したものの、1stレグで収めた5-0の勝利により準々決勝進出を果たした。fcbayern.comでは今季チャンピオンズリーグ初戦に向けて、対戦相手であるRSCアンデルレヒトの情報をお届けする。

歴史:

 ベルギー・ブリュッセル首都圏地域・アンデルレヒトに本拠地を置くRSCアンデルレヒトは1908年に創設され、黎明期を経た1935年からベルギーのトップリーグに在籍し続けている。第一次世界大戦後の1947年には国内リーグ初優勝を勝ち取り、それを皮切りにジュピラー・プロ・リーグ33回、ベルギーカップ9回、ベルギー・スーパーカップ12回優勝と次々に素晴らしい成績を収め、同チームはベルギーで最多優勝を誇っている。

 長年遡る必要があるが、同チームは過去に国際大会でも高い注目を集めた。1976年と1978年にはUEFAカップウィナーズカップとUEFAスーパーカップで優勝し、1983年にはUEFAカップでもタイトルを勝ち取っている。それに加えて1970年と1984年のUEFAカップ、そして1977年と1990年のカップウィナーズカップでは決勝まで勝ち進んだ。しかしアンデルレヒトはその後、昨季はヨーロッパリーグの準決勝進出を果たしたものの、30年ほど国際大会で成功を収めていない。

チャンピオンズリーグでの戦績:

 アンデルレヒトはこれまでにチャンピオンズリーグ76試合(ヨーロピアン・チャンピオンズ・クラブズ・カップ以外)に出場し勝点68を獲得しており、CL順位表では35位に位置する。ベルギー記録王者の同チームがグループステージに参加するのは、今季で12回目だ。同チームは昨季に34回目となる優勝を果たしたため、同ステージの直接出場権を獲得した。2000-2001シーズンまではRSCがグループステージを突破したことはなく、当時同チームは第2次グループステージで敗退し、決勝ラウンド進出は果たせなかった。2005年12月のレアル・ベティス相手に奪った1−0の勝利以来、同チームはチャンピオンズリーグのアウェイ戦で勝ったことがない。

スタジアム:

 アンデルレヒトはホームでの試合をコンスタン・ヴァンデン・ストックスタディオンで行う。同スタジアムの収容人数は約26,000人で、国際試合では約21,000人の観客を収容することができる。2019年にはホームスタジアムを新しくブリュッセル国際スタジアムに移す予定だ。同スタジアムは2020年の欧州選手権のために建設されており、ベルギー代表がホーム戦を行うこのスタジアムの収容人数は60,000人である。

監督:

 昨季から監督として同チームを率いているのはレネ・ヴァイラーだ。スイス人の同監督は約2年間1. FCニュルンベルクの監督に就いていた。同監督はアンデルレヒトで就任1年目にしてリーグ優勝を果たしたが、ヨーロッパリーグではタイトル優勝者のマンチェスター・ユナイテッドFC相手に惜しくも準々決勝で敗れた。ちなみにFCバイエルンとのグループステージ戦の次の日は同監督44歳の誕生日である。

鍵となる選手:

 RSCアンデルレヒトで最も有名な選手は、何の疑いもなくオリヴィエ・デシャヒトだと言えるだろう。36歳の同DFは1997年から同クラブに在籍し、既に2003-2004シーズンのチャンピオンズリーグ・FCバイエルン戦で、主力選手の1人としてチームに大きく貢献した。また同選手は500試合以上もの公式戦に出場した同クラブの最多出場記録保持者でもある。デシャヒトに加えて、ユーリ・ティーレマンスがASモナコに移籍した穴を埋める新加入のMFスヴェン・クムス、FWではエヴァートンFCからRSCに期限付移籍中のヘンリー・オニェクルとポーランド人のウカシュ・テオドルチュクがFCBにとってかなり危険だと言えるだろう。

現在の状況:

 記録王者のRSCは国内リーグであまり良いとは言えないスタートを切った。同チームは現在までに6試合を行い、勝点8を獲得しリーグ10位に位置している。2勝2敗2分け、得失点差6:7で、首位のシャルルロワSCに勝点8の遅れを取っている。しかし先週末行われたホーム戦で同チームはスポルティング・ロケレンと対戦し、前半1−2の劣勢を後半で取り戻して3−2で勝利した。

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