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3つのデビュー、1人の占い師

ルディの初ゴールを予知したズーレ

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 苛立ちを隠せず、ニクラス・ズーレの右腕が隣の座席に繰り返し動いていた。 彼のチームメイトであるセバスティアン・ルディは試合終盤にゴールを決め、ビデオゲーム内で夢見た待望の勝利は達成された。複数のFCB選手の記念試合となった敵地ハノーファー96戦は同ドイツ王者の3-0の勝利で終わり、同ゲーム内にあったフラストレーションはすぐに消え去った。

 長期間を要してFCバイエルン選手としての初ゴールを記録したルディは「何度もトライして、今日ようやくゴールを決めた」と喜んだ。そしてこの初得点に関して同スコアラーは自身の古巣からのチームメイトに感謝していた。ルディは「ニキが試合前の散歩の時間に、僕が1ゴールを決める、と言ったんだ。当然彼のことは信じていたさ」と笑い、「少なからず僕はそれを願っていた。彼の言葉が現実となって素晴らしいよ」と述べた。

 『占い師』のズーレが不可思議な能力を発揮したのはこれが初めてではない。「今季リーグ優勝を決めたアウグスブルク戦前にマッツ(フンメルス)とシッピ(ルディ)と散歩に出かけて、オウンゴールの話題になったんだ。運命のいたずらか、僕が当日午後にオウンゴールをしたんだ。今回、僕らはシッピの初ゴールについて話していて、すぐに彼が得点を決めたよ!少し変な感じだけどね。でも彼がゴールして僕は本当に嬉しいよ」と、二クラス・ズーレが語った。

ルーカス・マイへの賞賛

 ズーレは今試合、ピッチ上でも不慣れなポジションを担い、プロとしては初となるボランチとしての出場となった。この起用についてU17、U19でポジションを徐々に下げることになったズーレは「ユース時代の大半はボランチでプレーしていたよ。もちろん異なったものだ。本来でのポジションでよりボランチで、僕は多くの試合に出場した。それにいつしか気がついたよ」と自らの冗談に破顔し、「でも2、3度攻撃に転じることができた。あれは本当にとても楽しかったね」と続けた。

 ルーカス・マイもまた、デビュー戦を成功裏に終わらせた1人だ。18歳の同選手はハノーファーでズーレの「お気に入りのポジション」を任され、同ドイツ代表選手から賛辞をおくられることとなった。ズーレはマイのデビュー戦を自らのことのように喜び、「脱帽だね。ユース時代からずっと目指していた場所でついにプレーする、というのはこの上なく緊張するものだということを僕は知っている」と振り返った。ズーレはU19チームの主将を務める同選手へのサポーを惜しまなかった:「2、3の局面で彼に助言をしようと試みたら、彼はそれを直後に実践したんだ」。トーマス・ミュラーもまた下部組織出身の新人の活躍に満足な様子を隠さず、「育成組織はこのまま行って欲しいね」と将来的な展望に視線を向けた。

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