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アウグスブルク相手に2-1

2位とのポイント差を広げるFCB

インゴルシュタット相手に勝利し、ニュルンベルクにも勝利しているFCバイエルンは、この12日間で3度目のダービーとなるアウグスブルク戦にも勝利を収めた。FCBは日曜の夜、試合終了直前にはやや苦労しながらもアウェーで順当にアウグスブルクを下している。また、直前の試合では首位のFCBを追う2位のシャルケ04がアウェーのハノーファー96戦で2-2(2-0)の引分けに終わったため、FCBは新たに2位に浮上したドルトムントに5ポイント差をつけて首位の座を独走する形となった。

30660人の観客が見守る中、完売のアウグスブルクSGLアレーナでは前半、FCBが完全に試合を支配する展開が続く。バスティアン・シュヴァインシュタイガーを怪我(鎖骨骨折)で欠くFCBだが、その穴に慣れるまでには試合開始直後から15分ほどしか要さなかった。まず、マリオ・ゴメス(15分)が先制点をもたらすと、しばらくしてからフランク・リベリー(28分)が追加点を決めている。一方のアウグスブルクは、後半に入ってから細貝萌(59分)が1点を返すものの、最終的にはFCBがこのダービー戦で勝利を飾っている。ただひとつ残念なのは、アナトリー・ティモシュチュクがロスタイムにレッドカードを受けて退場になったことだ。

スタメン:
副主将であるシュヴァインシュタイガーの代わりに誰が守備的MFを務めるのか。試合前には誰もがこの点に注目していた。そして、実際に起用されたのはダビド・アラバだ。アラバは今シーズン3度目のスタメン起用となり、ルイス・グスタボの代わりに起用されたティモシュチュクと共にシュヴァインシュタイガーの代役を務めるという任務を課された。さらに、勝利を収めたナポリ戦の布陣と比べると、他にも変更点がある。レッドカードを受けて出場停止となっているジェローム・ボアテングの代わりにラフィーニャが右サイドバックとして入っている。

また、アウグスブルクの監督ヨス・ルフカイも若手を起用している。これは怪我人続出によるやむを得ない選択で、シモン・イェンツシュ(指の手術)、ウーヴェ・メールレ(内転筋)、そしてアクセル・べリングハウゼン(膝)の主要選手らは観客席からの観戦となった。その代わり、控えの若手GKモハメド・アムシフがブンデスリーガデビューを飾っている。また、怪我で欠場していたパウル・フェルハーフも左サイドバックとして復帰している。さらに、MFトビアス・ヴェルナーもこの試合で新たに起用されている。

試合経過:
「アウグスブルクのプレースタイルに合わせる必要がある。」と試合前に語っていたハインケス。シュヴァインシュタイガーを欠き、ナポリ戦の疲労も残る中、攻撃的に攻めてくるアウグスブルクに何度かチャンスを与えてしまったFCB。アウグスブルクのFWザシャ・メルダースはもう少しで先制点という機会さえ得ている(9分)。だが、その6分後にはマリオ・ゴメスがより正確なシュートから見事にFCBに先制点をもたらす。これはこれでゴメスは今シーズンすでに13得点で、シーズン前期の成績としては個人ベストを達成している。

先制したことによってFCBのプレーにより安定感が生まれる。これまでほとんど実戦では試されていないアラバ/ティモシュチュクのコンビが試合を組み立て、徐々にFCBの攻撃にリズムが生まれる。一方のアウグスブルクは守備に終われるようになる。その結果、FCBがリベリーの個人技による見事なゴールで追加点(28分)を決め、そのままの状態でハーフタイムを迎えている。

後半開始後も、しばらくはFCBが試合を優位に運ぶ展開が続き、トニー・クロースにはもう少しで3-0というチャンスも訪れる(48分)。しかし、アウグスブルクが突然プレッシャーをかけ始め、FCBは少しリズムを崩してしまう。そして、ナポリ戦のようにセットプレーからの失点を許してしまう(58分)。

これがきっかけとなり、FCBはすぐにボールを奪われるようになり、アウグスブルクが勢いに乗る。数本のロングシュートを除き、マヌエル・ノイアーの守るゴールはほとんど脅かされないものの、アウグスブルクにゴールチャンスが訪れた83分には、ノイアーがエドモンド・カプラニのシュートに見事に反応してこれを防ぎ、そのままFCBが勝利して3ポイントを獲得している。


FCアウグスブルク - FCバイエルン 1-2 (0-2)

FCアウグスブルク: アムシフ - ラインハルト、カルセン・ブラッカー、ラングカンプ、フェルハーフ – 細貝 - バイアー、ブリンクマン (60分、ゴギア)、ダヴィッツ(80分、ラファエル)、ヴェルナー - メルダース (74分、カプラニ)

FCバイエルン: ノイアー- ラフィーニャ (67分、ルイス・グスタボ)、ファン・ボイテン、バドシュトゥバー、ラーム- ティモシュチュク、アラバ - ミュラー、クロース (89分、コンテント)、リベリー (90分、プラニッチ) - ゴメス
ベンチ: ブット、宇佐美、オリッチ、ペテルセン

主審: フェリックス・ツヴァイヤー (ベルリン)

観衆: 30660人 (完売)

ゴール: 0-1 ゴメス (15分)、0-2 リベリー (28分)、1-2 細貝 (58分)

イエローカード: ラインハルト/ラフィーニャ、リベリー

レッドカード: ティモシュチュク (93分、危険なファウルにより)