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HSVに5-0で勝利

完璧なスタートダッシュを切ったFCB

バイエルンが完璧なスタートダッシュを切った。FCバイエルンは8月14日(金)、75.000人(完売)の観客がかけつけたアリアンツ・アレーナでハンブルガーSVを迎え撃ち、5-0(1-0)でブンデスリーガ開幕戦に勝利した。苦戦を強いられていた前半から打って変わり、後半に攻撃力を爆発させ、試合は大きな盛り上がりを見せた。

まずはメディ・ベナティアが、セットプレーから今季最初のゴールを決めてみせる(27分)。そこへ、この日4ゴールに絡んだロベルト・レヴァンドフスキ(53分)が追加点を挙げると、69分と73分にトーマス・ミュラーが続き、最後はダグラス・コスタがとどめの一発を決めた(87分)。ブンデスリーガ開幕戦で5-0という大勝を収めたのは、1972年のロート=ヴァイス・オーバーハウゼン戦のみとなる。

スターティングメンバー

ほぼ全員のコンディションが整っていることから、ペップ・グアルディオラはさぞ先発メンバーの選抜に頭を悩ませたことだろう。ネッティンゲンとのカップ戦からは5人の選手が変更された。マヌエル・ノイアー、ベナティア、アリエン・ロッベン、シャビ・アロンソ、ミュラーがスターティングメンバーに復帰し、スヴェン・ウルライヒ、ラフィーニャ、フアン・ベルナト、ヨスア・キミッヒ、マリオ・ゲッツェがベンチスタートとなった。また、チアゴは胃に問題を抱えていたため、同じく先発から外れた。

バイエルンのシステムは4-1-2-3。1ボランチはシャビ・アロンソ、ロッベンとアルトゥーロ・ビダルが中盤の2列目を務め、3トップはミュラー(右)、レヴァンドフスキ(トップ)、コスタ(左)となった。

一方ハンブルガーSVは、エミル・スパヒッチ、スヴェン・シップロック、アルビン・エクダル、ミヒャエル・グレゴリッチュの新加入選手4人が一度に先発メンバーに名を連ねた。そしてサプライズ采配となったのが、以前からプレーしているピエール=ミシェル・ラソッガとイヴィチャ・オリッチの2人が、ベンチスタートとなったことだった。

試合経過

試合立ち上がりから待ち受けていたのは、予想通りの展開だった。バイエルンがボールをキープし、ハンブルガーが引いて守る。厚いブロックを敷いて、バイエルンに得点の隙を一切与えない。したがってバイエルンは、最終ラインでボールを回しながら様子を窺うが、8分、ロッベンがようやくこの日最初のシュートに漕ぎ着ける。その後も、カウンター狙いで鉄壁の牙城を築く相手に対し、なかなか穴を見出せない時間が続く。

しかし27分、ようやく均衡が崩れた。フリーキックからCBのベナティアがゴール前に飛び込み、ヘディングで押し込んで先制した。すると、基本的な戦術は変わらないハンブルガーも、状況を見て何度か前線からプレスをかけ始める。また、バイエルンが自らのミスから危険な位置で何度か相手にボールを渡してしまうシーンもあったが、賢明な守備でカバーし、GKノイアーの出番を最小限に抑えた。

後半も同じくバイエルンの支配が続き、守備陣を左右に揺さぶりながら隙をうかがう。すると53分、レヴァンドフスキが相手のクリアミスを見逃さず追加点を奪取する。リードが広がると、ボールは保持しつつも一旦ややペースを落とす。だが、60分あたりからフレッシュな選手が何人か入り、再びチャンスを量産し始めた。

そして、64分に途中出場のラフィーニャが絶好機を演出すると、69分と73分にはミュラーが連続でネットを揺らす。一方ハンブルガーは、ほとんどシュートまでたどり着くことができず、守備に追われるがままとなっていた。その後もバイエルンは攻撃の手を緩めず、87分にはダグラス・コスタがブンデスリーガ初ゴールを決めて、スコアを5-0とした。

前半ハイライト

4分:最初のシュートを放ったのはハンブルガーSVだった。オストルツォレクが深い位置から折り返すと、ホルトビーがダイレクトでシュート。しかしノイアー正面。
8分:アラバがハーフウェーライン付近から最終ラインの裏へ鋭いロングボールを入れる。そこにロッベンがトップスピードで飛び出し、ヘディングシュート。しかし、ポストのわずか右にそれる。
21分:ロッベンが縦パスを入れると、それをミュラーがダイレクトでサイドへ叩く。そこに走りこんだラームが速いクロスを入れると、フリーのレヴァンドフスキが頭で合わせる。しかし、枠を捉え切れない。
27分:ゴーーール! 今季初ゴールを決めたのはベナティア!アロンソがFKでクロスを選択すると、そこへベナティアが走りこみ頭でネットを揺らした。1-0
30分:左サイドからのアラバの高速クロスにミュラーがダイレクトで合わせる。しかし、ポストのわずか左。
32分:ボアテングが強烈なミドルシュートを放つも、GKアドラーが冷静にセーブ。
45+1分:ゴール前のこぼれ球にアラバが反応。フリーでシュートを試みるもバーを大きく越えてしまう。

後半ハイライト

51分:右寄り25mの位置からのアラバのFKは枠を捉えたが、GKアドラーがファインセーブを見せる。
53分:2-0!左サイドから高めのロングボールがゴール前に送られる。ミュラーと競ったディフェンダーの不十分なクリアを、レヴァンドフスキがネットに突き刺した。
55分:GKのポジショニングを見て、アロンソが50mのロングシュートを試みるが、わずかにバーを越える。
64分:ラフィーニャがワンツーでエリア内に侵入し、そのままフィニッシュへ。アドラーに弾かれ、こぼれ球にコスタが詰めるが、大きくバーを越える。
69分:右サイドのゴールライン際からコスタがアウトサイドでニアへボールを送り込む。そこへミュラーがベストタイミングで飛び込み、頭で押し込んだ。3-0!
72分:右からのクロスがファーで待つビダルの足元へ。それを直接狙うが、ポストのわずか左。
73分:カウンターからレヴァンドフスキが裏へスルーパス。ミュラーが走り込み、GKをかわして無尽のゴールに突き刺した。4-0!
84分:コスタが右サイドの深い位置から直接狙うが、枠を捉え切れず。
87分:エリアぎりぎりのところでディフェンダーからコスタがボールを奪取。そのままボールを左に押し出し、ワンステップで狙うと、見事にゴール左に突き刺さった。