presented by
Menu
勝利の立役者トリッソ

ハンブルグで勝利!首位に迫るバイエルン

 対ハンブルガーSV戦で奪い取った勝利により、FCバイエルンは再び順位表首位へと肉薄している。今季の南北対決ではFCバイエルンが1−0(0−0)で勝利を収め、アイントラハト・フランクフルト戦をドローで終えたボルシア・ドルトムントと勝点で並んだ。値千金のゴールを決めたのはコランタン・トリッソ(52分)だった。

 完売のフォルクスパルク・シュターディオンに集まった57,000人の観客が見守る中、バイエルンは長く苦戦を強いられた。しかし前半終了直前の39分、ハンブルガーSVのギデオン・ユングがレッドカードを提示され退場すると、バイエルンは後半に入り攻勢を強めトリッソが先制点を獲得。その後チアゴ(70分)とトリッソ(83分)も1点もののシュートを放つが、2本ともポストを直撃し追加点をもたらすには至っていない。本試合で唯一禍根を残す結果となったのは、後半開始と同時に交代出場したミュラーが、その僅か10分後負傷退場を余儀なくされたことだろう(55分)。

先発メンバー

 ユップ・ハインケス監督は18日(水)に3−0で勝利したセルティック・グラスゴー戦から先発メンバーに5点の変更を加えた。ミュラー、チアゴ、ジェローム・ボアテング、ヨスア・キミッヒ、そしてセバスティアン・ルディに代わり、ニクラス・ズーレ、ハメス・ロドリゲス、ラフィーニャ、アルトゥーロ・ビダル、そしてトリッソを先発メンバーに起用、。またノイアーとミュラーが不在のため、アリエン・ロッベンが主将を任されている。

  一方ハンブルガーSVのマルクス・ギスドル監督は、2−3の敗戦を喫したマインツでのアウェイ戦から3つのポジションに変更を加え、伊藤達哉、ワラシ、アルビン・エクダルに代わりリック・ファン・ドロンゲレン、ダグラス・サントス、そしてキリアコス・パパドプーロスを先発で起用している。

試合経過

 ディフェンスの選手を7名起用したハンブルガーSVの意図は明白であり、同チームがそれを立ち上がりから実践へと移すと、バイエルンはビルドアップに苦戦すると同時にプレーに正確さを欠いた。試合序盤、ゴールチャンスは殆ど見られず、前半21分にロッベンが放ったシュートがようやく相手ゴールを脅かすも、ボールはサイドネットを外側から揺らした。また33分に自陣エリア内で迎えたピンチも幸運に助けられ、それ以外はゴール前の見せ場なくほぼ中盤で試合は進行した。

 しかし前半終了を待たず戦いは一気に白熱、ハンブルガーSVは39分を経過し残り時間を10人で戦うことを余儀なくされた。ギデオン・ユングがスライディングでコマンを倒し、そのプレーに対してレッドーカードを提示されたのだ。バイエルンは数的有利を得るも試合は動かず、ハンブルクの堅守により前半は両チーム共にノーゴールで前半を終了した。

 バイエルンは途中出場のミュラー(ハメスと交代)と共に後半へと臨み、前線への攻勢を強めた。ビダルのシュートはディフレクションで枠外(48分)となるものの、その数分後ミュラーのパスを受けたトリッソのシュートで先制点を獲得したバイエルンが歓喜の声を挙げることとなった(52分)。しかし好アシストで先制点をお膳立てしたミュラーは、その後右大腿負傷のため負傷退場(55分)となった。ミュラーに代わり交代出場を果たしたチアゴは、ゴールポストを直撃する強烈なシュートを放っている(70分)。

 終盤にかけ試合は再び激しさを増す。ハンブルガーSVが果敢に同点ゴールを狙い、ウルライヒが守るゴールへと攻め上がった。しかしバイエルンは後半、試合の主導権を相手に引き渡すことなく、トリッソのへディングシュート(83分)で更なる追加点を狙うが、再びゴールポストに阻まれた。また88分にロッベンが放ったシュートも枠を捉えきれず、試合はこのまま僅差ではあるものの順当と言えるバイエルンの勝利で幕を閉じた。

前半ハイライト

3分:攻撃的なスタートを切ったハンブルガーSV。ハーンが今試合最初のシュートを放つも、GKウルライヒの正面。
13分:ペナルティエリア右からのロッベンが足首を使ったシュートでゴールを狙うがブロックされる。
18分:コマンが右サイドの深い位置からボールを中央に送るも、GKマテニアがセーブ。
21分:バイエルンに最初のチャンス!コマンがゴール前へ運んだボールをロッベンが受け取り、鋭い角度からシュートを撃ち込む。しかしボールはサイドネットへ。
39分:コマンを後ろからのスライディングで倒したユングにレッドカード。

後半ハイライト

48分:惜しい!ビダルの放ったロングシュートがパパドプーロスに当たりディフレクション、ゴール左へ逸れる。
52分:ゴール!マフライがクリアしたアラバのクロスを拾ったミュラーがトリッソにパス、同選手がゴール直前からシュートを放ちバイエルンに先制点!
53分:ハンブルクの攻撃!ズーレがクリアしたセカンドボールをハーンがシュートに持ち込むもボールはクロスバーの上。
70分:チアゴ!同選手が見事なロングシュートはゴールポストを直撃!
77分:バイエルンのカウンター!レヴァンドフスキのシュートをマフライがブロック。続くCKからのフンメルスがヘデイングシュートも枠外。
83分:またもやゴールポスト!今度はトリッソのヘディングシュートがゴールポストを直撃。
84分:ハンブルクのカウンター攻撃、しかしズーレがコーナーへボールを弾く。
88分:残念!コマンのクロスを受けロッベンがシュート、しかしボールは枠を捉えきれず。
90+1分:レヴァンドフスキが踵でボールをシュートに持ち込む技を見せるが、ボールはゴール脇へ転がる。

ハンブルガーSV vs FCバイエルン・ミュンヘン0-1(0-0)

  • ハンブルガーSV

    マテニア - パパドプーロス、マフライ、ファンドロンゲレン(76分伊藤) - ディークマイアー、ユング、酒井、サントス - ハーン(76分コスティッチ)、ハント(62分ホルトビー) - ウッド


    Substitutions

    ポラースベック、シップロック、ヴァルトシュミット、ワラシ


  • FCバイエルン・ミュンヘン

    ウルライヒ - ラフィーニャ、ズーレ、フンメルス、アラバ - トリッソ、ビダル - ロッベン、ハメス(46分ミュラー、55分チアゴ)、コマン(90+2分キミッヒ) - レヴァンドフスキ


    Substitutions

    シュタルケ、ボアテング、ルディ、ヴリート


  • Referee

    マルコ・フリッツ(コルプ)


  • Attendance

    57,000人 (完売)


  • Goals

    0-1 トリッソ(52分)


  • Yellow cards

    酒井 / ハメス、トリッソ


    Red cards

    ユング(39分) / -

News