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4チームが優勝争い

しかし優勝を公言するのはバイエルンのみ

通算勝ち点は、バイエルン37、ドルトムント37、シャルケ37、グラッドバッハ36 ― 後季開幕戦を終え、優勝争いは熾烈化している。バイエルンを追撃するドイツ西部の3チームは、FCバイエルンの敗北のおこぼれにあずかり、上位4チームが勝ち点1差でひしめきあうことになった。ブンデスリーガでは唯一のチームとして三大大会で勝ち続け、この後季にも試合を控えているFCバイエルンが、得失点差で勝るために引き続き鼻の差でトップに立っている。

「事は独りでには運ばないと、常々言っている」とクリスティアン・ネルリンガーは順位表のこの尋常ではない状況について語った。後季に3チームが同じ勝ち点で首位に並ぶのは、20年ぶりのことだ(1991‐92年シーズン)。優勝を巡る最大のライバルは、FCBのスポーツディレクターによれば「何はさておき」ドルトムントだが「しかしメンヒェングラッドバッハもシャルケもそうだ」という。ユップ・ハインケスもこれに同感。
「最大のライバルはボルシア・ドルトムント。しかしシャルケもグラッドバッハも見くびってはいけない」

先週末フィリップ・ラームはこう語った。
「我々にとり最悪のライバルは ―我々自身のほかには― 今でもドルトムントだ」
23日(月)に《kicker》(「キッカー」、ドイツサッカー雑誌)のインタビューを受けたFCBのキャプテンは更にこう述べた。
「グラッドバッハは我々を相手に勝ち点6を獲得したにもかかわらず、正直なところ、それでもシャルケやグラッドバッハにやってのける力があるとは思えない。後季開幕戦とは関係なく、より安定した印象を与えているのは我々とドルトムントだ」

ミュンヘンでは毎年のようにリーグ優勝を目標として掲げるのに対して、他のライバルたちは現段階では明言を避けている。ドルトムントのケヴィン・グロスクロイツは22日(日)、ハンブルグでの5−1の勝利を「我々自身にとり一つの予兆」であると評価した。攻撃的ミッドフィルダーの彼は更にこう続けた。
「バイエルンは今もこの先も優勝候補の筆頭だ。我々は自分たちにできることをやり抜くだけ。最終的にどうにるかは、そのときになればわかる」
フォワードのロベルト・レヴァンドフスキはこう語った。
「順位は気にしていない。一試合一試合に集中していく」

ドルトムントから西へ40キロも離れていないところでも同様に、優勝の「ゆ」の字すらあえて口にする者はいない。シャルケのフーブ・ステーフェンス監督によると、優勝について語ると運に見放されるそうだ。
「我々にはまだ安定感がない。まだ優勝争いできるレベルにはない」
控えめなのは、ディフェンダーのベネディクト・ヘーヴェデス(「バイエルンと比べるべくもない」)も、クリスティアン・フックス(「バイエルンの追撃者? なんて、自分たちでは口にしないよ」)も同じだ。

グラッドバッハは降格を防ぐのに専念

唯一シャルケのゴールゲッター、クラース・ヤン・フンテラールが、先ごろこのように公言した。
「当然我々にだって優勝する可能性はある。今年こそは優勝できるようにがんばる」
その一方でオランダ人の彼も、優勝に最も近いのはバイエルンとドルトムントであって「彼らの方がもう少し安定している」という。