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人物像

これがジョゼップ・グアルディオラだ!

スペイン、カタルーニャ州の中央に位置するサントペドール、その村民数は堂々たる252名だ。この村が誇れるものがもう一つのもの、それがこの村出身の、選手そして監督として現在のFCバルセロナを築き上げた、《ペップ》の愛称で親しまれるジョゼップ・グアルディオラ・イ・サラだ。

グアルディオラは若干13歳にしてFCバルセロナの育成チームに加入、守備的ミッドフィールダーとしてその実力を認められ19歳でトップデビュー、ヨハン・クライフ監督の下、その2年後に、バルセロナはヨーロピアン・チャンピオン・クラブズ・カップで初優勝を飾っている。同じく1992年にグアルディオラはオリンピックの金メダルをスペインにもたらしている。ペップ・グアルディオラは、バルサで選手として過ごした17年間で16ものタイトルを獲得、1997/98年シーズンからはチームキャプテンを任され、スペイン代表として47試合に出場した。

その後グアルディオラは、FCバイエルンが最後にチャンピオンズリーグを制した2001年、イタリアへ移籍。2年間プレーした後にエジプトのアル・アハリSCに移り、2シーズン後の2005年に引退を表明した。2006年にゲスト出場したメキシコのクラブチーム、ドラドス・デ・シナロアの試合を最後に現役生活に終止符を打った。

カタルーニャ出身のグアルディオラは、現役時代からヨハン・クライフの右腕と呼ばれるほどの技量の持ち主だったが、その監督としての真の才能は、就任後直ちに目覚めることになる。2007年、コーチとして迎えた初めてのシーズンで、グアルディオラはいきなりFCバルセロナのBチームをセグンダ・ディヴィジオンB(スペイン3部)に昇格させたのだ。彼の活躍ぶりはバルセロナの当時のジョアン・ラポルタ会長の目に留まり、ペップは2008年に総監督の地位を任されることになった。

4年間で14のタイトル

グアルディオラは、就任1年目にしていきなり他に類を見ない快挙を成し遂げた。ペップ率いるFCバルセロナは、2009年、国内のリーグ戦、カップ戦、そしてチャンピオンズリーグの三冠を軽々と達成、その勢いは止まることを知らず、その後もスペインスーパーカップ、欧州スーパーカップと立て続けに優勝を飾り、年末にはFIFAクラブワールドカップまでをも制覇、1年目にして6冠という前代未聞の偉業を達成した。