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カップ戦準決勝

「ピッツァ」のブレーメンに警戒するグアルディオラ

 土曜日のヘルタ・ベルリン戦では、リーグ優勝が決まるかもしれない。しかし、その前にバイエルンは、火曜日の晩に待ち受けるドイツカップ準決勝ヴェルダー・ブレーメンという壁を乗り越えなければならない。会場はホームのアリアンツ・アレーナ。複数回カップ戦を制覇したことのあるチーム同士の対戦となる(FCB 17回、ブレーメン 6回)。だが、そういった歴史自体は、あまりペップ・グアルディオラの注意を引いていないようだ。

 同指揮官はチームに、リーグ戦やチャンピオンズリーグといった雑音には完全に耳を塞ぐよう求めている。月曜日の記者会見で、「明日、シャルケ戦の前半のようなプレーをすれば、カップ戦からはおさらばしなければならない。私は決勝へ進みたい。しっかりと準備を整え集中して臨めば、チャンスはある」と述べ、警戒心を高めた。

 リーグ戦の順位を見る限りでは、16位のブレーメンに比べ首位のバイエルンが圧倒劇に有利と言えるだろう。しかもバイエルンは、5週間前にもホームで同チーム相手に5-0の大勝を収めている。しかしグアルディオラは、「だが、そのときはブレーメンに負傷者が数人いた」と、抜け目のなさを覗かせている。確かにその試合では、クラウディオ・ピサーロ、ズラトコ・ユヌゾヴィッチ、クレメンス・フリッツ、フィン・バルテルスが不在にしていた。つまり、ブレーメンがベストメンバーで挑んでくる明日の試合は、全く異なるものになるということだ。

過小評価してはならない

 そうこうしているうちに37歳を迎えた元バイエルン所属のピサーロが、バイエルンに一泡吹かせるブレーメンの希望となっている。「彼は私が知り合ったなかで最高のセンターフォワードだ。エリア内での彼は常軌を逸している」とグアルディオラが絶賛。ピッツァことピサーロは、過去に経験した6度のカップ戦優勝のうち、5度はバイエルン所属時に達成している。だが指揮官は、ピッツァが「彼の古巣バイエルンを敗退させるために、ブレーメンと共に全てを捧げる」と確信している。

 また同チームは、前節のブンデスリーガで、チャンピオンズリーグでベスト16まで勝ち残ったヴォルフスブルクに3-2で勝利し、そのほか今季のカップ戦でも卓越したパフォーマンスを披露。これがブレーメンを過小評価してはいけないことを物語っている。また、ケルン戦にも1-0、グラードバッハに4-3、レヴァークーゼンにも3-1で勝利。したがってグアルディオラは、明日が簡単な試合になるという考えは、「大きな間違い」だと指摘した。その「何が起きてもおかしくない」警戒すべき試合にはしかし、長期離脱中のジェローム・ボアテング、ホルガー・バドシュトゥーバー、アリエン・ロッベンが欠場する。

対戦相手情報:

ヴィクトル・スクリプニク監督:最大の優勝候補のホームに乗り込むことになる。非常に難しいゲームになるだろう。だが、我々のファンや歴史に良いことをするために、できることは全てする。自分たちを信じなければならない。

クレメンス・フリッツ・キャプテン:試合では何が起きてもおかしくない。これまでのカップ戦の試合でも、僕たちが試合の中で実力以上を引き出せることが分かったはず。信じることが大事。勇気を持つことが大事。それができれば、全てが起こり得る。

欠場する選手:フィリップ・バルクフレーデ(半月版の手術)、ラファエル・ヴォルフ(臀部の手術)、ミヒャエル・ツェッテラー(舟状骨骨折)、アーロン・ヨハンソン(臀部の手術)