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「トップレベルが必要になる」

優勝まであと一歩― そしてマドリードでの対戦を楽しみにするFCB

 土曜日の午後、厳しい90分を終えたバイエルンの選手だったが、観客席で待つファンの元に向かう足取りは軽かった。ヘルタ・ベルリンとの厳しい戦いの末に2-0(0-0)の順当な勝利を挙げ、ブンデスリーガ4連覇に王手をかけた喜びは大変大きい。トーマス・ミュラーは「これで来週、リーグ優勝をホームで決められるチャンスができた。とても特別なことになるだろう!」と声を嗄らして喜んだ。

 この試合でドイツマイスターのバイエルンは、特に最初の45分間はヘルタに苦しめられた。ヨスア・キミッヒは「前半は少し運が良かった。競り合いの場面で、僕たちはあまり良くなかった」と反省した。またマヌエル・ノイアーが、バイエルンが「上手くリズムをつかめなかった」ことを「認めなければならない」と言えば、マリオ・ゲッツェも「少ないチャンスしか作れなかった」と断言した。 

ノイアーが守備を称賛、ビダルが再び得点

 そのような展開の試合では尚更、バイエルンがその守備陣を頼りにできることは素晴らしい。「7試合で1失点。信じられないよ」とチーム全体の守備を称賛するのはミュラーだ。いつもと違うメンバー構成の4バックを前にしたノイアーは、「ローテーションした場合、選手たちが機能することがとても重要になる」と語り、特にその内の1人であるザーダール・タスキは、29歳の誕生日を迎えるわずか数時間前に「トップパフォーマンス」を出したと称えた。

 そのタスキは、「90分間出場できて幸せだ。とても上手くいった」と喜んだ。それは特に、バイエルンがより貪欲にゴールを目指すようになった後半に当てはまる。「後半は良くなった」と振り返るキミッヒも、チームメイトと共に後半開始直後のアルトゥーロ・ビダルの先制ゴールに歓声を上げた一人だ。ビダルはこれでバイエルンの公式戦直近6試合にて4得点を挙げたことになる。ベルリン戦でその得点をアシストしたゲッツェは、「彼はトップレベルの選手だ」と同チリ代表に賛辞を送った。その後、ダグラス・コスタ(79分)が強烈なロングシュートを決めて、試合の勝敗を決した。

アトレティコ?「トップレベルが必要」

 ロベルト・レヴァンドフスキも「順当な勝利」(キミッヒ)を手に入れてほっとした様子で、「重要なのは僕たちが次の勝ち点3を獲得したことだ」と述べた。そしてノイアーはリーグ優勝について、「僕たちはこれで、ボルシア・メンヒェングラードバッハに勝利すれば、ホームでリーグ優勝を決めることができる!」と新シナリオを描いた。それが実現すれば、バイエルンは実に1999-2000シーズンぶりにホームでリーグ優勝を決定することになる。ゲッツェは「それは全く悪くないね」と、笑顔を見せた。

 しかし、オリンピアシュターディオンから空港に向かうバスに乗り込む前にはもう、選手たちの視線はチャンピオンズリーグへと向けられていた。水曜日のアトレティコ・マドリードとの1stレグについて、ゲッツェは「僕たちは1cmも譲らずに戦い、最初の1分からしっかり集中して試合に臨まなければならない。頭を使ってプレーしなければならないし、自分たちのトップレベルが必要になる」と気を引き締めた。これに同意するのはレヴァンドフスキだ。同ポーランド代表は「良い結果をミュンヘンに持ち帰ることができるように願っている。楽しみだ」と対戦が待ち遠しいようだった。