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ヒッツフェルト、大満足

逆転勝利で新レコード樹立

8勝、26ポイント、27得点4失点- FCバイエルンがリーガ開幕から積み重ねた新記録。勝ち点3ポイント制が導入された1995/96シーズン以来、第10節でこの数字に到達したチームはなかった。しかしこの戦績にもオットマール・ヒッツフェルト率いるチームは浮かれる様子をみせない- まだタイトル獲得の保証はされていない。しかしバイエルン監督はボーフムで2:1(1:1)と逆転勝利を飾った後、満足してミュンヘンに戻ることができた。彼は新たにチームのポジティブな面を発見することができた。

“先制された後に試合をひっくり返したこと、冷静に前線へとプレーしてくれたことがとても良かったと思う。チームはメンタルの強さを示してくれた”とヒッツフェルトは試合を分析し、“もちろんいつも先制されたくはないけど、ビハインドを跳ね返す力があるということを認識できたことはとても大きいよ。”

いらない失点

“ハードワーク”が逆転勝利を導いたとウリ・ヘーネスはレヴィアパワー・シュタディオンでの試合後にコメント。というのはVfLボーフムがミュンヘンの選手に全力を出させた。デニス・グローテ(11.)が先制弾をVfLボーフムにもたらした- このシュートがFCBゴールを襲った唯一の危険な場面だった。“あの得点は本当に腹立たしかった”とヒッツフェルトは、3度シュートブロックする機会があったにも関わらず失点したことに怒りを露わにした。

しかしここからバイエルンはメンタルの強さを証明することになる。代表戦を戦い多くの選手に疲労が残り、1点リードされた圧力もあるなかでバイエルンは冷静にボーフムゴールに迫った。“非常に強いプレッシャーを我々はかけることができ、本当なら前半の早い時間帯に得点を挙げなければならなかったんだ。もしかすると先制できていたかもしれない”とヒッツフェルト。

“クローニー”、初めてノーゴール

試合時間が経過すればするほど、FCバイエルンにとってコンパクトに戦う相手に対して得点機を作ることは難しくなった。ミロスラフ・クローゼとルカ・トーニはつねに激しい相手のチェックにあい、今季初めて“ドリームツートップ”がノーゴールに終わった。“そうなると他の選手が突破口を切り開かなければならないんだ”とヒッツフェルトはコメント。

これを実践したのがフランク・リベリー。フランス人は同点ゴールをヒールで自ら決め(35.)、2点目を決めたバスティアン・シュヴァインシュタイガーにお手本のようなアシストを送った(78.)。“リベリーのお陰だよ。彼は今日のマン・オブ・ザ・マッチだったね”とヒッツフェルトはリベリーの活躍を喜んだ。ヘーネスは“昨年との違いは、個の力で試合を決める選手が揃っていること”ともコメントしている。

ヒッツフェルト、“大満足”

フランク・リベリーの個の力、そしてチーム全体の勝利に対する意志の強さがボーフムでの“持久戦”を制することになった。“ボーフムはとても我々を苦しめたよ。だけど試合内容からいっても2:1の勝利は妥当だよ”とヒッツフェルト。ボール支配率61%、競合いでの勝率55%、シュート数27本(ボーフム7本)そしてコーナーキック9本(ボーフム2本)の数字がFCB監督の言葉を裏付けている。

代表戦をやり遂げ、ビハインドを跳ね返し、新レコードを樹立- “今のところ私はチームの状態に大満足している”がヒッツフェルトの第10節終了時点でのまとめ。おまけにタイトル争いのライバルとなるFCシャルケ04がロストックで1:1と取りこぼした。“(シャルケが引分けたことについて)良いことだよね。これでいくらか落着いて試合に臨めるからね”とヘーネス。