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大きな課題

ファン・ハールのW杯出場選手の扱い

準備期間も最終段階に入った今、ファン・ハールに残されている課題は決して簡単なものではないだろう。25選手のうち11選手がW杯に出場していたFCBでは、これらの選手が休暇後に遅れて練習に合流。ファン・ハールの仕事は、8月16日に行なわれるTSVゲルマニア・ヴィンデックとのDFBカップ戦までに、選手たちがまずまともにプレーできるようにすることだ。そして、そのさらに4日後には、VfLヴォルフスブルクとのブンデスリーガ開幕戦が控えている

「普段と同じようにはいかない。合同トレーニングが無理だから、3~4つのグループに分けてトレーニングを行っている状態だ。」と、ファン・ハールはW杯で成果を挙げた選手たちを新シーズンに向けて調整していく上での問題を語る。また、今回のW杯ドイツ代表のフォーメーションは、昨シーズンのFCBのフォーメーションに基づいていることも原因だ。

フレンドリーマッチが準備の妨げに

こうして、ファン・ハールとコーチ陣には、3週間の休暇から復帰した選手たちを再びリーガに向けてトップコンディションに持っていくという課題が与えられた。ただでさえ短い準備期間の妨げとなるのが、土曜にアウグスブルクで行なわれるスーパーカップ(ファン・ハール:「是非勝ちたいが、難しいだろう。」)、そして来週以降に行なわれるその他のフレンドリーマッチだ。通常、これらのフレンドリーマッチには各国代表選手が招集される。

それでも、良い知らせもある。オランダサッカー協会はウクライナ戦のために選手の強制招集をしないと表明しており、ドイツ代表監督のヨアヒム・レーヴも、8月11日のデンマーク戦には主力選手を起用しないと言っている。これで、ファン・ハールはさらに2~3日選手のトレーニングを行うことができる。

高いレベル

ただ、古巣に戻ってきたトニ・クロース以外にまだ新加入選手がおらず、昨年とは違って監督が全選手の特徴を理解しているというメリットもある。「誰が何を出来るか、どのポジションが最適かは分かっている。去年は一度に24~25選手を新たに見る必要があったからね。」と、監督。また、選手たちもすでに、トレーニングの内容やファン・ハールの哲学を理解している。このことから、ファン・ハールは、「今シーズンには、昨シーズンよりもずっと高いレベルで入れるはずだ。」と、何度も繰り返した。

11人の選手は、21日にすでにトレーニングを開始。マルティン・デミチェリス、フランク・リベリーは、7月25日にミュンヘン入り。遅くともヴォルフスブルク戦には漸選手のコンディションが間に合うよう、選手たちのためには、特別な個別プログラムがファン・ハールとコーチ陣によって用意されている。

トレーニングは毎回試合のよう

「われわれはすべてを測定するんだ。選手たちのことなら何でも知っている。」と、ファン・ハールは、休暇から復帰した選手たちを「徐々に」最初からトレーニングを行っている選手たちに組み込んでいくという。トレーニングは、もちろんファン・ハール式で非常にサッカーに特化したものだ。インターバルランニング以外では、常にボールを用いての練習で、それも非常に集中的に行なわれる。「監督のトレーニングは、毎回が試合のようなんだ。いつでも100%を出すことが求められる。」と、イヴィチャ・オリッチが説明している。

トレーニング開始から3日後の今日、ファン・ハールはW杯出場選手たちに1日休みを与えた。トレーニングは、金曜日から再び続行される。「去年の経験から、トレーニングでは選手たちをまず45分間プレーできるようにしなければいけないと分かったよ。最初の週から90分プレーさせるのは、リスクが伴う。」と、監督。だが、そこは監督のこと、8月20日までにはうまくチームをまとめてくるだろう。