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迫力あふれ、変化に富み、守備も万全

カップ戦で「非常に良いプレー」を披露

氷点下10℃を下回る寒い冬空の中、それを物ともせずに迫力あふれ、変化に富んだプレーを披露したFCバイエルン。プレーを楽しんでいる様子で、また守備も万全だった。FCBはDFBカップ準々決勝戦でシュトゥットガルトを2-0と下し、今シーズン後半に入ってから初めてその実力を見せ付けた。「攻守のバランスが非常にうまく取れていた。」と、監督のユップ・ハインケスは笑顔で勝因を分析している。

この試合でのFCBのプレーは、今シーズン前半に公式戦13試合で無敗だった頃のチームを髣髴させるものだった。マヌエル・ノイアーの出番が回ってきたのも試合後半の一度だけで、それ以外はホルガー・バドシュトゥバーとジェローム・ボアテングのセンターバックコンビが抜群の安定感を見せている。これに対してトーマス・ミュラーは、「(シュトゥットガルトに)ほとんどシュートのチャンスを与えなかったね。」と守備陣を褒め称えている。

もちろん、守備だけではなく攻撃もうまくかみ合っていた。いくつものチャンスの中から、前半にはフランク・リベリーがラフィーニャとの「見事な連係プレー」(クリスティアン・ネルリンガー談)から(30分)、後半にはマリオ・ゴメス(46分)がそれぞれゴールを決め、2得点が生まれている。これについてハインケスは、「準決勝に進出できないなどと感じたことはなかった。」と話している。

スポーツディレクターのネルリンガーは、これからの試合でも「無失点に抑えるよう注意するように」と要求。「われわれは攻撃面においてはいつでも非常に危険なチームだ。」とも話している。その攻守のバランスを取るために数選手を入れ替えて臨んだシュトゥットガルト戦で、ハインケスの策は見事に功を奏することとなった。

布陣変更が功を奏す

今回のDFBカップ戦ではトニー・クロースがより守備的なトップ下に入り、ルイス・グスタボがクロースの代わりにボランチに起用され、バスティアン・シュアインシュタイガーの隣に入っている。「われわれのようなチームでは、ルイス・グスタボやティモシュチュクのようなやや守備的な選手が守備陣の前に入ることで、より安定感が生まれる。」と、ハインケスは試合後に好感触をつかんだようだ。

「グスタボと(シュヴァインシュタイガーの怪我による退場のため、17分から代役を務めた)ダビド・アラバは非常に見事なプレーをしてくれた。まだ若いアラバだが、全く怖気付くことなく、むしろ自信たっぷりにダイナミックなプレーをしていた。」と、ハインケスは良い仕事をした選手たちを賞賛している。

ゴメスはシュトゥットガルトでの連続得点記録を更新

「非常に良かったよ。テンポに乗って何度も好機を作り、全体的に非常に良いプレーを披露してくれた。」とハインケスは試合の総評を語っており、また選手たちも同様の意見だ。「よく動けてたし、スピードのあるワンツーパスもたくさんあったし、ボール支配率も高かった。」とフランク・リベリーが語ると、トニー・クロースも「僕たちのプレーは全体的にすごくフレキシブルだったね。(FCBたるもの)こうでなくちゃ。」