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中足骨骨折 ― その後

ファン・ボイテン:「戻ってみせる」

フェイスマスクを付ける選手もいれば、足にマッスルラブを塗り込む選手もいる。ジェローム・ボアテングは帽子に手袋。今週ロシアからの寒波は、特に気温がマイナス二桁にもなる午前の練習ではバイエルンの選手たちを苦しめている。
「肉離れをおこさないよう普段より入念なウォーミングアップが必要だ」とボアテングは言う。

ダニエル・ファン・ボイテンの場合は、今のところその怖れはない。治療中でない限り、ベルギー出身の彼は《ゼーベナー・シュトラーセ》(ゼーベナー通り)にあるFCバイエルンの本拠地の窓からチームメートの練習を眺めている。グラッドバッハで行われた後季開幕戦で中足骨を骨折した彼はそうせざるを得ないのだ。今はプレーすることなどこれっぽっちも考えてはいないだろう、彼は松葉杖無しでは動くことすらできないのだから 。

それにタイミングも最悪だった。というのも彼の妻のセリーヌは、30日(月)から31日(火)にかけての夜中に、二人の間の第二子を出産したのである。ファン・ボイテンは病院で「大変な一夜」を過ごした後、水曜の午後にこう語った。
「前から男の子が欲しかったけど、夢が叶ってとても幸せだ」
彼によると、安産で全て順調であったという。

ベルギー人の彼は語る際に満面の笑みを浮かべていた。だがその表情もケガの状態を問われると一変。ファン・ボイテンはこう述べた。
「不運は脇に押しやって、今は家で過ごす時間が増えた幸運を噛み締めるようにしている」
長男「リー=ロイ」の誕生により、ケガのことはほとんど忘れていたというが、しかし完全に忘れられる訳はないだろう。

復帰時期は不透明

記者が質問し腫れ上がった彼の足を眺めるたび、中足骨骨折という事実が彼の脳裏に蘇る。
「腫れが引くよういろいろ治療してもらっている。ほとんど痛みがいのが救い」とファン・ボイテンは言う。しかし大型ディフェンダーによると復帰時期は現段階では不透明。彼はこう続けた。
「自分では何も予定を立てていないし、今はリハビリの目標も定めていない。理学療法士の言うことを聞いて、治療してもらうだけだ」