presented by
Menu
「堂々と胸を張って」

ハノーファーに圧勝し、バルサ戦に向け準備万端

チャンピオンズリーグの大一番、バルセロナ戦を3日後に控えた状況で、普通なら集中力が落ちてしまいそうな土曜のブンデスリーガ戦。しかし、FCバイエルンはアウェーでハノーファーに6-1と、監督のユップ・ハインケスにも「全員がとにかくサッカーを楽しんでいた。素晴しい姿勢だ。全員がモチベーションたっぷりで、試合に流れがあり、規律正しいプレーから何度もビッグチャンスを作り出すことができた。」と言わしめる、ほぼ完璧な形で圧勝している。

一方、完敗を喫したハノーファーの監督ミルコ・スロムカは、「守備面でもまったくバイエルンの攻撃に太刀打ちできなかった。」とFCBの出来を賞賛するしかなかった。無理もない。土曜の試合ではラース・シュティンドルのオウンゴール(16分)という形でFCBが比較的早い時間帯に先制点を奪うと、その後もフランク・リベリー(23分)、マリオ・ゴメス(40、62分)、クラウディオ・ピサーロ(71、86分)らのゴールラッシュで、ハノーファーを粉砕。ホームのハノーファーは唯一、アンドレ・ホフマンのゴール(84分)で1点を返すにとどまった。

試合後ハインケスは、「選手たちはまたしても、われわれにはBチームなどなく、全員がAチームであることを証明してくれた。普段は出番の少ない選手たちも活躍してくれ、嬉しく思っている。(いい選手がそろっているだけに)誰を起用するか決断するのは簡単ではなく、時には厳しい判断が必要になることもあるからだ。」とコメント。この試合ではバルセロナ戦を見越し、主力選手(ラーム、シュヴァインシュタイガー、ダンテら)が温存されている。

そんな主力選手らの穴を埋め、自らの実力を発揮して成果を出した選手たち。「これで胸を張って(バルセロナ戦に)臨めるよ。今日はいいプレーができたね。」とマヌエル・ノイアーが話すと、アリエン・ロッベンも「現時点では、誰が出場するかはほとんど関係ないんだ。僕らはチームとしてプレーするからね。」と、自信を覗かせている。終盤の失点は、特に気にするほどのものでもないだろう。

ゴメスとピサーロが機能

この試合では特に、故障中のマリオ・マンジュキッチ(太もも打撲)に代わって出場した、ゴメスとピサーロの組み合わせが功を奏した。これを受けてハインケスは、「これは非常に大きい。バルセロナ戦のメンバーは月曜か火曜に決定する。」と話している。火曜の試合ではマンジュキッチはイエローカード累積のために出場停止となっており、ハノーファー戦で活躍した両選手に注目が集まる。