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インタビュー

ラーム:「座っていて足がうずうずすることはない」

代表引退を表明してから、早4ヶ月。今では、国際Aマッチデーにゼーベナーシュトラーセでトレーニングしているフィリップ・ラームの姿に慣れた者も多いだろう。本サイトfcbayern.deでは、バンビ賞を受賞したばかりの31歳のラームに話を聞いた。ラームは、トロフィーで埋め尽くされたショーケースや、リラックスして観戦できる代表戦、そして日本でもおなじみのピエール・リトバルスキーについて語った。

インタビュー:Philipp Lahm(フィリップ・ラーム)

fcbayern.de:「バンビ賞受賞おめでとう、フィリップ! バンビ像はどこに飾っているの?」
Lahm:「自宅のリビングに」

fcbayern.de:「バンビ、銀のベイリーフ(月桂樹の葉)、ワールドカップ優勝トロフィー、マイスターシャーレ、DFBポカール優勝杯と、今年だけでもかなり集めたね。 こんなに多くのトロフィーを、いったいどこに飾っているの?」
Lahm:「これまでのキャリアで獲得したメダルやトロフィーなどを飾るための、ショーケースがあるんだ」

fcbayern.de:「アリエン・ロッベンは、引退後個人的な記念館をオープンする予定らしいけれど、《フィリップ・ラーム展》もやってみる?」
Lahm:「自分の記念館? そんなこと、考えたこともなかった。それよりも、FCバイエルン体験ワールドで十分だ」

fcbayern.de:「これまでのキャリアで(他の選手と)交換してきたユニフォームはどうするの?」
Lahm:「だいたいは取ってある。友達に欲しいユニフォームがあると頼まれたら、なるべく手に入るようにがんばっている。でもユニフォームの大半は、自宅の大型キャビネットに収めてある」

fcbayern.de:「これまで収集したユニフォームで、一番のお気に入りとかはある?」
Lahm:「ないよ。でも一番心に残るユニフォームは、友達と対戦した際に交換したもの。アンディ・オットルのや、ドイツ代表の仲間のものとか。こういったユニフォームが、自分にとっては一番価値がある」

fcbayern.de:「フィリップ・ラームは、テレビで代表戦を見るときには、どうしているの?」
Lahm:「とてもリラックスしているよ」

fcbayern.de:「じゃあ足をテーブルに投げ出すことも?」
Lahm:「いや、子供の教育に悪いから、きちんと座って家族とリラックスしてサッカー観戦を楽しんでいる」

fcbayern.de:「ドイツ代表の元チームメートがプレーするのをソファーから眺めているのは、やはりまだ不思議な感じ?」
Lahm:「いや、全然。というのも引退することは、この夏に決めたことではなく、もうずいぶん前から決めていたから。それに、まだサッカーから完全に足を洗ったわけではないし。だから座っている時も、足がうずうずすることはない。むしろ、来週はまたアリアンツ・アレーナでホッフェンハイムと対戦だ!と考えている」

fcbayern.de:「では、代表戦による中断期間を満喫できているわけだね」
Lahm:「ああ、とても良い。何日かオフもあるし、スイッチを切ることができる。家族と時間を過ごし、回復に務めている。ここ数年は、常にイングリッシュ・ウィーク(1週間に2試合)が続いているような感じだったからね、本当に嬉しいよ」

fcbayern.de:「ツイッターでファンに君への質問を募集したけど、@jagibabyからは、『息子には将来自分の足跡を辿って欲しい? それとも違う職業を選んで欲しい?』という質問が届いている」
Lahm:「どちらでも、彼が自由に決めれば良い。私はサッカーを強制するつもりはない。自分の道を切り開いて欲しい」

fcbayern.de:「@FCB_since_1900は『サッカー選手になっていなかったら、どんな職業についていたのか』が知りたいそうだ」
Lahm:「サッカー選手になれて本当に良かったよ。なれなかったら、銀行員か警察官のどちらかになっていたかもね」

fcbayern.de:「最後に@fussballgott_31さんからの質問です。『子供のころのアイドルは?』」
Lahm:「ピエール・リトバルスキー。私が最初に見たワールドカップが1990年大会だったが、そこで彼を見た。ピエール・リトバルスキーも、私のように決して体格に恵まれていたとは言えない。だからこそ彼に憧れていた」