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5ゴールに認定書4枚

レヴァンドフスキの名がギネスブックに

 ゴール5m手前からの左足シュートに、中距離からの精確なシュート。こぼれ球を執念で押し込み、中央からは強烈なシュートを叩き込んだ。そして最後の仕上げとして、芸術的なジャンピングボレー。これらのシュート場面がもう一度画面に流れると、ロベルト・レヴァンドフスキの笑顔はより一層輝いた。VfLヴォルフスブルク戦で自身が決めた5ゴールが9月22日にギネスブックの新記録に認定されたバイエルンの同ストライカーは、そのゴール場面を「何度見返してもいいものだね」とコメントした。認定からさらに69日後の月曜日、同選手に公式認定書が手渡された。

 27歳の同ポーランド代表が受け取ったのは、最速ハットトリック(3分22秒)、最速4ゴール(5分42秒)、最速5ゴール(8分59秒)および途中出場選手としてのブンデスリーガ1試合での最高得点(5ゴール)の記録による認定書4枚だ。同選手は「僕にとって素晴らしい夜、歴史に残る夜だった。これは僕と多くのファンの記憶に残ることだろう」と、自身の記録について喜んだ。

 ゴールゲッターのレヴァンドフスキはあの晩を思い返し、「少し不機嫌」だったと打ち明ける。それというのも、足首の負傷から回復したばかりだったためベンチスタートとなったからだ。だがそんな同選手に、ペップ・グアルディオラは「準備をしておきなさい。我々にとって厳しい試合になるだろうから」と伝えた。そしてその通りになった。前半が終了した時点でFCBは0-1と負けており、グアルディオラは後半からレヴァンドフスキを投入した。

ボール、サッカーシューズ、認定書

 そして51分から60分の間に、レヴィー本人さえ今もまだうまく理解できないほどの偉業が成し遂げられた。レヴァンドフスキは、「上の方にいる誰かが、僕が5ゴール決めることを望んだんだろう」と言い、「その時、自分が一体何を達成したのか考えている時間などなかったし、それは試合後も同じだった。僕自身よりも妻や家族、友達のほうが喜んでいた。僕は何が起こったのか気付いていなかったんだ」と当時の心情を説明した。

 だがそれでも当時、レヴァンドフスキは試合に使われたボールを持ち帰っている。「あのボールは僕の家で居場所を見つけたよ。今度はこの認定書のための場所を見つけなければ」と同選手は笑った。ちなみに試合で履いていたサッカーシューズは、同選手の財団にゆだねられる予定だ。レヴァンドフスキは「これと同じ記録が再び達成されることがあるか、わからない。そのためには幸運、トップコンディション、試合のすべてのタイミングが揃わなければならないからね」と述べる。この記録を可能にしたチームに感謝を表すために、チームメイトに食事をご馳走したいというレヴァンドフスキは、「きっと冬にはその機会があるだろう。僕は1人でヴォルフスブルクと戦ったわけではない。この記録はチーム皆のものだ」と改めて強調した。

 しかしそれ以外は、この5ゴールはレヴァンドフスキにとってすでに過去のものだ。同ポーランド代表はヴォルフスブルク戦後も順調に得点を挙げ続け、現在ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン(17得点)やチームメイトのトーマス・ミュラー(13得点)と今季の得点王の座を争っている。「得点王になるためには、最低でも今の2倍はゴールを挙げなければ」と言うレヴィーは現在14得点を記録しているが、「常に、もっと多くと思っている」と、ゴールへの強い気持ちは止まるところを知らないようだ。