presented by
Menu
インタビュー

ラーム「全てにおいて常に洗練することは可能」

 シュヴァルツヴァルト、マラガ、ニューヨーク、上海、ドバイ、東京、そして今回のカタール。フィリップ・ラームは、FCバイエルンのキャンプで世界各地を旅してきた。しかも、その数は今後もまだ増えるかもしれない。バイエルンの同キャプテンは、「だいたい22回目だろうね」と、これまで参加してきたキャンプの数を見積もった。またインタビューでは、メディシンボールを使っていたフェリックス・マガト監督とのキャンプの思い出や、キャンプ地での自由時間の過ごし方、そしてミュンヘンでも熱中しているバー当てゲームについて語ってくれた。

フィリップ・ラームのインタビュー:

fcbayern.deフィリップ、今回でキャンプには何回来たことになるの?
ラーム: (計算して)うーん、もうプロになって12年になるけど、何度か怪我をしていたから、だいたい22回目だろうね。

fcbayern.de様々な監督が指揮するキャンプを経験してきたね。ヘアマン・ゲルラント、オットマー・ヒッツフェルト、フェリックス・マガト、ルイ・ファン・ハール、ペップ・グアルディオラ。これでもまだ全員ではない。どの監督のキャンプが一番ハードだった?
ラーム:フェリックス・マガト監督のときだ。彼のときは、キャンプのメニューが走り込みとサーキットトレーニング中心だった。あれは部分的に虐待だったよ。今のペップ・グアルディオラ監督のキャンプとは比較にならないね。

fcbayern.deマガト監督のときは、メディシンボールがキャンプで重要な役割を担っていたね。今は、準備期間はほぼずっとサッカーボールを使っている。
ラーム:単純に時代が変わったんだ。過去の方が悪かったと言うつもりはない。単純に異なっていただけだ。今でもコンディショントレーニングは重要視されている。でも、僕たち選手にとっては、ボールを使った練習がより多い方が快適だよ。

fcbayern.deなぜ、トレーニングキャンプの方が普段の練習と比較して、価値がより高いのかな?
ラーム:まずは、僕たちのホーム・ミュンヘンよりも、他の場所の方が環境が良いからだ。その他のメリットとしては、より集中できることだね。気が散ることがない。1日2回行われる練習の間は徹底して休むし、2回目の練習が終わった後はすぐに部屋に帰って、治療を行う。自分自身と体のために費やす時間がたくさんあるんだ。

fcbayern.deそうこうしているうちに32歳になったね。20代の頃と今では、トレーニングキャンプへの臨み方は違う?
ラーム:今は、確かに全く違った感覚でキャンプ入りしている。今は、家族がいて、家から離れるのはいつだって残念に思う。若い頃は、キャンプに行くときもあまり色々と考えなかった。

fcbayern.de数日前まではまだ休暇だったけれど、オフの間はスポーツはしなかったの?
ラーム:休みの初日は確実に何もしなかった。その日は完全にスイッチを切って、サッカーから頭を切り離したかったんだ。でもそれからは、後季に向けた準備の準備をするために走ったり、体を動かし始めたよ。

fcbayern.de前季は、支配的かつ継続的で成果の多いサッカーをしていたけれど、あとはどこを改善したらいいのかな?
ラーム:全てにおいて常に洗練することは可能。今もその部分に取り組んでいる。さらに大事なのは、怪我をしている選手が復帰して、徐々にチームが元の人数に戻ること。前季は、シーズン全体のための良いベースが敷けた。でも、常にシーズン全体を見据えなければならない。結局はタイトルを獲得しなければならないんだ。

fcbayern.deトレーニングと治療以外にも、キャンプ中は少し自由時間があるよね。その時間は何をしているの?
ラーム:本を何冊か持ってきていて、あとは映画を見たりする。それと、よく治療する部屋で人と会うかな。キャンプ中はその部屋が待ち合わせ場所になるんだ。そこにはいつもたくさん人がいて、治療しながら会話を楽しんだりできる。それ以上のことなんてないよね。

fcbayern.deキャンプ中にまだ羊頭ゲーム(古いトランプ遊びの一種)をすることはある?
ラーム:残念ながらもうやっていない。ここ数年でゲームをする人が去ってしまったからね。ゲームをするにはあと一人足りないんだ。今はトーマス(・ミュラー)とマヌ(・ノイアー)と僕しかいない。残念だ。

fcbayern.deトレーニングの後、よく他の選手とバー当てゲームをしているのを見かけるけど、かなり白熱しているよね。キャンプ中もやっているのかな?
ラーム:たぶん確実に何回かは勝負すると思うよ。笑えるし面白いからね。最後にゴール前に立って„ケツ当て“をされないためには、できるだけ早く多くのポイントを集めることが重要だよ。

インタビュー=ニコラウス・ハインドル