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CL開幕戦

フリック対シメオネ:異なる特性を有する指揮官同士の対決

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 今季チャンピオンズリーグ初戦となるFCバイエルンとアトレティコ・マドリードの1戦は、異なる特徴を持つ2監督の対決でもある。寡黙なハンジ・フリックと激越なディエゴ・シメオネ。現バイエルン監督の指導者としての養成に関ったエリッヒ・ルーテミュラーはFIFA.comのインタビューで「フリックの持つ最大の強みは彼の物静かな、共感性に満ちた態度にある。彼は自分がディエゴ・シメオネではないことを知っており、彼のようにサイドライン際で振舞えば自らの真実味を損なうことを理解している」と語った。

基盤は戦術的規律

必要とあらば声を荒げることもできるフリック。

 性格という点では対極に位置する両監督だが、両チームのプレー特性はさほどかけ離れたものではない。両者共に戦術的規律と明確な基本規則を遵守しながらも、模索する方向性は異なる。かつてボランチとして守備を極めたシメオネにとり無失点完封はとりわけ至上命題であり、その為自身のチームも自陣に引きカウンターの機会を伺う。対するフリックは豊富な運動量によるゲーゲンプレスを仕掛けることで、昨季欧州各種トーナメントで得点記録を更新し続けた。

チャンピオンズリーグ優勝経験を持つフリック

 ドイツ絶対王者の監督にフリックが就任したのは1年程前だが、両者はサッカー界における長いキャリアを誇る。シメオネは既に2012年からロヒブランコの指揮を執り、チャンピオンズリーグでフリック(8試合)を遥かに凌ぐで71試合を経験 。だがシメオネが2度の決勝進出(2014年、2016年)にもかかわらず悲願達成を逃したのに対し、同ドイツ人監督は今夏既にCL制覇に成功した。

偉業の数々を成し遂げた両監督

両監督共に数多くのタイトル獲得を経験したが、ハンジ・フリックは誰もが羨望するビッグ・イヤーを掲げた。

 獲得タイトル数では両監督共に華々しい戦果を挙げている。シメオネはアトレティコで2度のヨーロッパリーグ優勝(2012年、2018年)、またスペインリーグ(2014年)とコパ・デル・レイ(2013年)制覇を1度経験。フリックは昨季獲得可能な全てのタイトルを手にし、更に2014年にはアシスタントコーチとしてW杯優勝に貢献、数週間前には年間最優秀監督賞受賞の栄誉に輝いた。21日(水)、この興味深い特性を備えた両監督が初対峙。非凡なる両監督がどのような戦いを見せるか期待が高まる。

21日(水) の対戦に関する特筆すべきデータ:

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