Erstellt am 14.02.2021 um 18:17 Uhr
休養の後は再び仕事:FIFAクラブワールドカップで歴史的な勝利を収めたFCバイエルンが再びブンデスリーガの試合に臨む。六冠王者FCBは2月15日(月)現地時間20時30分(日本時間16日4時30分)、第21節の締めくくりとしてDSCアルミニア・ビーレフェルトとアリアンツ・アレーナで対戦する。昇格組との試合について知っておくべき情報をこの前日リポートで紹介する。
FCバイエルンの状況
クラブワールドカップの2試合があったため、バイエルンにはこのハードな1週間の疲れが残っている。しかしハンジ・フリックは一人のFCB取締役の言葉をモットーに掲げているようだ。55歳の監督は2月14日(日)に出席したプレストークにて、「ある有名なゴールキーパーはかつてこう言った:『続けろ、プレーし続けろ!』」とオリヴァー・カーンの伝説的な言葉を引用し、「バイエルンでプレーするなら、もちろん負荷は大きい。しかし我々は成功を収めたいし、それがチーム全員を奮い立たせる。だから誰もが内に隠れた怠け心に打ち勝って100%のパフォーマンスを出すことができる。アルミニア・ビーレフェルトとの試合では、再びこのチームの特徴となるメンタリティーを発揮しなければならない。それが我々の仕事だし、我々はそれに相応しくありたい」と続けた。成功は当然追い風となるし、順位表を見ても鼓舞される。金曜日にライプツィヒが勝利を収めた後も、同クラブとの勝点差は4ポイントある。クラブW杯チャンピオンとして最初の試合に勝利すれば、バイエルンはこの勝点差を再び7ポイントに広げることができる。
アルミニアとのホーム戦前のバイエルンの最終調整の写真:
対戦相手アルミニア・ビーレフェルト
バイエルンとは対照的に、アルミニア・ビーレフェルトは前回の試合から今節まで少し時間が空いていた。先週末に行われるはずだったブンデスリーガ前節のヴェルダー・ブレーメン戦が悪天候により延期(3月10日に振替)されたためだ。これにより同クラブは月曜日のFCB戦を前にした現在、消化試合が他クラブより2試合少なく、入替戦枠の16位となっている。しかし1部残留の安全圏との勝点差はわずか1ポイントだ。
バイエルン対ビーレフェルト戦前の人員状況
フリックは日曜日、「明日のメンバーをどうするか考えなければならない、何人か欠場が決まっている」と説明した。同監督はビーレフェルト戦でトーマス・ミュラー(コロナテストで陽性)とセルジュ・ニャブリ(筋損傷)のほか、ジェローム・ボアテングの起用も諦めることになる。更にコロナによる自己隔離を終えたばかりのハビ・マルティネスがメンバー入りできるかも定かではない。もう1人のレオン・ゴレツカについて、フリックは「レオンは今日のトレーニングは不参加だった、彼はふくらはぎに違和感を感じていた。彼は明日の選択肢には入らないと考えている」と述べ、同選手の復帰の可能性は低いと説明した。そして、アレクサンダー・ニューベル(足首の負傷後)とタンギ・ニアンズ(筋束断裂後)も欠場が決まっている。
しかし6タイトル制覇したFCBの監督は「何人かメンバーを入れ替えなければならないだろう。だがチームにはブンデスリーガでビーレフェルトに勝利できるクオリティーを備えている」と語り、自信と闘志を窺わせた。これに対して監督ウーヴェ・ノイハウス指揮下のビーレフェルトにはチーム離脱者はなく、選手全員が起用可能な状態だ。新しく加入した奥川雅也(レッドブル・ザルツブルク)とミヘル・フラップ(RSCアンデルレヒト)もメンバー入りする予定だ。
監督のコメント
ハンジ・フリック:「ドーハでは良い結果が出せたが、これから我々はリーグ順位表でリードを保たなければならない。どの試合日もこの勝点差で終えられれば良い日になる。ブンデスリーガは我々が成し遂げた全ての基盤だ。だから我々はブンデスリーガで勝ちたい」
ウーヴェ・ノイハウス(アルミニア・ビーレフェルト):「バイエルン相手でも勝利したり、勝点1を獲得できる可能性があることは誰でもわかっている。どの瞬間も集中してプレーすることに懸かっている。だが本命が誰かは明らかだ」
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