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頂上決戦、勝者なし

FCB、グラードバッハで勝ち点1獲得

FCバイエルン・ミュンヘンは日曜日の晩、首位の座を狙うボルシア・メンヒェングラードバッハと対戦し、0-0で引き分けた。この頂上決戦のドローによりペップ・グアルディオラ率いるFCBは、シーズンの約4分の1が過ぎた現時点で2位のヴォルフスブルクとの勝ち点差を4としている。

完売のボルシア・パークで54,010人の観客が見守る中、テンポの速い白熱した戦いが繰り広げられていた。前半は明らかにバイエルン優勢だったが、支配率を得点に結びつけることができないバイエルン。後半に入ると、危険なカウンターを仕掛けるグラードバッハに守護神マヌエル・ノイアーが立ちはだかり、何度か招いた決定的なピンチを間一髪のところで凌いでいた。

スターティングメンバー

バイエルンはグラードバッハ戦でエースのアリエン・ロッベンを欠かなければいけなかった。同オランダ代表は太腿の神経系の問題でメンバーから外れている。そして同選手の代わりに先発に名を連ねたのはラフィーニャ。さらにジェローム・ボアテングがベンチスタートとなり、元ボルシアMG所属のダンテが先発出場した。7-1で勝利したローマ戦から変更された点はこの2つのみとなった。

キックオフ時点でのFCBのシステムは4-3-3。両サイドバックのラフィーニャ(右)とフアン・ベルナト(左)が攻撃時に高いポジション取りをして攻撃に参加。トーマス・ミュラーがロッベンの位置に入り右ウインガーとしてプレーした。

一方、ボルシアMGルシアン・ファーヴル監督は5人の選手を入れ替え、木曜日のヨーロッパリーグ戦で温存されていたパトリック・ヘアマン、ラファエウ、クリストフ・クラマー、アンドレ・ハーン、アルヴァロ・ドミンゲスが先発出場を果たした。

試合経過

最初の数分間は自分たちのリズムを作るのに苦労したバイエルンだったが、すぐに圧倒的な支配力を発揮し始める。FCBの軽快なパスワークにグラードバッハはほとんどただ追いかけるだけとなっていた。しかし、ゴールに繋がるラストパスのアイデアに欠けていたため、ハーフタイムまでに作り出したチャンスらいしチャンスは2回のみとなった。まずは10分のダヴィド・アラバのシュートがポストを叩くと、41分のディフェンダーに当たって角度が変わったロベルト・レヴァンドフスキのシュートも惜しいシーンとなった。

一方、ボルシアMGも前半はほとんど決定機を作り出せない。と言うのも、しっかりと組織された守備で相手の攻撃を遮断し、ボランチのシャビ・アロンソも力強いパフォーマンスで攻撃の芽を摘んでパスを循環させていたからだ。34分のディフェンスラインの裏に抜け出したマックス・クルーゼのシュートが唯一のチャンスとなったが、ノイアーのファインセーブのおかげでネットが揺らされることはなかった。

後半に入ると再びノイアーが世界一GKの称号に見合ったファインプレーを連発する。52分、数的不利の状況でハーンにフィニッシュまで持ち込まれるが、ノイアーの好守でピンチを脱出。すると、バイエルンのパスミスが目立ち始め、徐々にグラードバッハが攻勢に出る。後半も半ばに差し掛かるとボルシアペースに持ち込まれるが、ノイアーの卓越したセービングでFCBは失点を免れていた。

するとグアルディオラがラフィーニャに代えてフランク・リベリーを投入。その後、試合を動かすためにクラウディオ・ピサーロとジェルダン・シャキリも出場するが、やや落ち着きを取り戻しただけで決定的な変化を与えることはなかった。そしてそのまま試合終了のホイッスルが鳴り響き、バイエルンは勝ち点1を獲得して首位をキープした。

前半ハイライト:

6分:左サイドのアラバが右の深い位置へサイドチェンジ。フリーで受けたミュラーがシュートを放つもディフェンダーに当たって角度が変わりポスト左へそれる。
10分:左サイド遠目からアラバが直接狙うと、シュートはポストを叩いた。
34分:ボルシアMGの素早いカウンター。右サイドからディフェンスラインの裏にロングフィードを放り込まれると、クルーゼが抜け出しフィニッシュまで持ち込むが、ジャストミートせずにノイアーが抑えた。
41分:レヴァンドフスキが左から中央へ切り込みシュート。ディフェンダーに当たって方向が変わったそのシュートはポストのわずか左に外れた。

後半ハイライト:

52分:クルーゼを中心にカウンターで数的優位を作るグラードバッハ。3対2の状況で最後はハーンがシュートを放つが、ノイアーの見事なセービングでピンチを凌いだ。
55分:ゲッツェからレヴァンドフスキへパスが渡ると、そのまま左足でシュート。しかしGKゾマーが難なくセービング。
58分:クラマーが左サイドの深い位置へロングボールを入れると、ヘアマンが抜け出して直接ゴールを狙う。しかし、ノイアーが再び好セーブを見せてコーナーに逃げる。
62分:相手エリア内でボールを回すバイエルン。左のベルナトがパスを受けるとフィニッシュに持ち込むが弾かれて先制ならず。
66分:コーナーからのドミンゲスがヘディングシュート。バーの上に外れる。
67分:左からのフリーキックは、全員の頭上を越え直接枠内に飛んだが、ノイアーが間一髪のところで弾き出した。
78分:カウンターからラファエウがシュート。ノイアーが再びスーパーセーブでコーナーに逃れた。