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ブレーメンに4-0

FCBがラーム復帰戦を勝利で飾る

現在、バイエルンを止められる者はいない。ドネツク相手に7-0で勝利したチャンピオンズリーグ戦ラウンド16の2日半後である3月14日(土)、FCバイエルンはSVヴェルダー・ブレーメン戦に4-0(2-0)で勝利し、ブンデスリーガ連勝記録を6に伸ばした。シーズン終了まで9試合を残した現在、バイエルンはリーグ2位のVfLヴォルフスブルクに勝ち点差14をつけて首位に立っている。しかしヴォルフスブルクが15日(日)のフライブルク戦で勝利すれば、まだ順位入れ替えの可能性は残されている。

前半はゴール前のシーンが少なかったが、ゲームを支配するFCBはその少ないチャンスを冷徹に活かす。トーマス・ミュラー(24分)が非の打ちどころのない巻いたシュートを決めると、続くダヴィド・アラバ(45分)のフリーキックも完璧な軌道を描いてゴールに吸い込まれた。後半に入るとますます白熱した展開となったが、バイエルンは冷静さを失わない。ロベルト・レヴァンドフスキ(76分、90分)が更なる追加点を挙げ、バイエルンの勝利を決定付けた。またこの試合では、主将フィリップ・ラームが終了間際に途中出場し、待望のカムバックを祝った。

スターティングメンバー

バイエルンは、多くの主力メンバーを欠いた状態でブレーメンとの対戦に臨んだ。最近の試合で高いパフォーマンスを見せていたフランク・リベリーとアリエン・ロッベンが、ドネツク戦で負った軽症のために欠場した上、グアルディオラはマヌエル・ノイアーを休養させることを決断。また、シャビ・アロンソも累積退場処分のために欠場した。さらに元ブレーメンのクラウディオ・ピサーロも筋肉の問題のために欠場を余儀なくされた。そしてチアゴとハヴィ・マルティネスも同様に、未だ起用できる状態にはない。

しかしこれら7選手を欠いても、FCBは十分なクオリティーを要するメンバーを起用することができる。GKには公式戦デビューとなるぺぺ・レイナ。そしてラフィーニャ、ジェローム・ボアテング、復帰を果たしたメディ・ベナティア、ダヴィド・アラバが4バックを形成。ボランチにはバスティアン・シュヴァインシュタイガー、その1列前にはセバスティアン・ローデとマリオ・ゲッツェが配置され、さらに前線にはトーマス・ミュラー(右)、フアン・ベルナト(左)、ロベルト・レヴァンドフスキ(中央)が起用された。

試合経過

気持ち良いとは言い難い雨天のブレーメンで、バイエルンは2日半前のドネツクとのCL戦の疲れを払い、リズムをつかむまでに少しの時間を必要とした。そのためブレーメンは、試合序盤に幾度もレイナの守るFCBゴール近くまで迫るが、決定的ななチャンスを演出するまでには至らない。

時間の経過につれ、バイエルンがゲームを支配し始める。派手な攻撃が見られない時でも、バイエルンは試合と相手をコントロールして、レイナの手を煩わせない。そしてひとたび攻撃となれば、FCBはその容赦のなさを発揮した。まずはミュラー(24分)がペナルティーエリアぎりぎりから見応えのあるシュートをファーポストに決めると、ハーフタイム直前(45分)にはダヴィド・アラバがその高いフリーキックの技術を再び証明し、追加点を奪った。

後半に入るとブレーメンはテンポを上げて攻撃に転じ、再度チャンスを作り出そうとする。試合はさらに白熱した展開となり、多くの選手がイエローカードをもらうこととなった。その中にはベナティアも含まれていて、これにより同選手は今季受けたイエローカードが5枚となり、グラードバッハ戦は出場停止となる。ブレーメンも追い上げをみせるが、64分にレイナが素晴らしいセーブを見せてピンチを凌いだ。カウンターからバイエルンの勝利を決定付ける3点目獲得に繋げたのはレヴァンドフスキ(76分)だ。同選手は試合終了の笛が鳴る直前(91分)にも、さらにダメ押しの追加点を挙げた。

前半ハイライト:

1分:ゼルケがエリア内からシュートに持ち込むも、ボールはゴール右に1mほど反れる。
16分:ラフィーニャが左から挙げたクロスに中央のレヴァンドフスキが頭で合わせるも、ヴォルフに止められる。
24分:バイエルンのカウンター。ミュラーの走る先へ、レヴァンドフスキが完璧にコントロールしたクロスを挙げる。ミュラーは1度、フリーでゴールを狙うもGKヴォルフに阻まれる。しかしこぼれ球が再びミュラーに渡ると、同ドイツ代表FW16mの距離から左足で巻いたシュートを放ち、ファーポストに押し込んだ。
45
分:ゴールの19m手前で、ゲッツェがファールを受ける。アラバが左足で壁越しに完璧なフリーキックを決め、2-0に!

後半ハイライト:

64分:バルテルスがエリア内から思い切ったループシュート。レイナが強く弾いて、ボールはクロスバーの上へ。
65分:セットプレー後、バルテルスがボールをゴールに押し込む。しかしその直前のゼルケのハンドを審判のキンヘーファーが見逃さず、ゴールは無効となる。
76分:バイエルンのカウンター。ボアテングがディフェンスラインの裏へ浮き球でスルーパスを出すと、それを受けたミュラーが飛び出したブレーメンGKを越えるループシュートを放つ。そしてゴール手前3mのところでレヴァンドフスキが詰め、頭で押し込んだ。
78分:アラバの動きによりフリーになったミュラーだが、角度のないところからのシュートは大きく外れた。
88分:またしてもバイエルンのカウンター。しかし、ローデの放ったボールはわずかに右に外れた。
90分:再びミュラーのアシストからレヴァンドフスキが得点。4-0